様々な研究で食事アンケートによるリスク評価が行われています。以前の記事「自己申告による食事アンケートの不正確性」でも書いたように、自己申告の食事アンケートのデータは非常に不正確で、過少申告がほとんどです。 また、「自己申
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脂肪肝と中性脂肪/HDLコレステロール比
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)はどんどん増加しています。一方、中性脂肪/HDLコレステロール比の上昇は様々なリスクを高くします。(「中性脂肪/HDLコレステロール比とうつ病」「中性脂肪/HDLコレステロール比と
非空腹時の中性脂肪値と心血管イベントのリスク
通常、食事をすると中性脂肪値がある程度長い時間上昇します。血液検査で中性脂肪値を測定する場合は空腹時が推奨されています。しかし、以前の記事「非空腹時中性脂肪と虚血性脳卒中のリスク」「非空腹時の中性脂肪値とLDLコレステロ
空腹時血糖値の変動はがんの死亡率を増加させる
血糖値の変動は様々なリスク因子です。これは食後の血糖値スパイクだけではなく、空腹時血糖値の変動も良くないようです。 空腹時血糖は2型糖尿病の状況にもよりますが、糖質制限をすれば安定すると思います。しかし、普通に糖質過剰摂
これは新型コロナウイルスワクチンによる抗体依存性増強(ADE)ではないだろうか
日本では新型コロナウイルスのワクチン接種が4回目を始めようとしています。2回目、3回目までをしっかり検証しないうちに在庫処分を急いでいるように見えて仕方ありません。 カナダでは毎日数千人の陽性者がカウントされ、死亡者数は
糖質の制限をすればするほど効果が高い
糖質制限と言っても世の中ではゆるゆるの制限もあれば、ケトン食のような制限もあります。やらないよりはやった方が良いですが、どの程度制限すればどの程度の効果が得られるのでしょう。 今回の研究は、4,291人の2型糖尿病患者を
(閲覧注意!)新型コロナウイルスワクチンの後に多くの女性がまれな異常な生理を経験しているかもしれない
以前の記事「新型コロナウイルスワクチンは若い女性の生理の変化を有意に増加させる」で書いたように、新型コロナウイルスのワクチンは女性の生理に影響がある可能性があります。 今回の記事は、同様に女性に生理の変化についてです。臨
経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)前の炭水化物(糖質)摂取量
いまだに世の中では糖質過剰摂取が普通の食事です。一方、糖尿病の診断に行うOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)は糖質過剰摂取が前提の検査です。だから、糖質制限をしている人が急にこの検査を受けると恐らく多くの人が糖尿病と診断され