ワクチン接種でIgG4抗体が誘導されてしまった子供は今後どうなるのであろうか?

子供たちが受けさせられるワクチン接種はどんどん増加しています。(現在の推奨スケジュールはここ)ワクチンが安全で効果的であるのであれば、非常に良いのですが、ワクチンの安全は保証されていませんし、効果の怪しいワクチンも存在します。(「インフルエンザワクチン接種は重症化を予防していない」など参照)

プレプリントではありますが、下の図のように、新型コロナおよびインフルエンザで入院した人では、新型コロナワクチンおよびインフルエンザワクチンの接種率に差が全くありません。(この論文参照)つまりワクチンには入院予防効果が全くないのです。

また、以前の記事「様々なワクチンを受けた赤ちゃんは健康になったのか?」「その2」で書いたように、生後1年間のワクチン接種で発育遅延、喘息、耳の感染症の可能性が大幅に高くりますし、それが6回以上のだと様々な弊害を認めます。さらに、ワクチン接種回数が多いほど乳児死亡率が高くなります。

新型コロナウイルスのワクチンは人類で初めてのmRNAワクチンであり、ものすごいスピードで承認され、人間に接種された始めたので、安全性などほとんど無視されてしまいました。このワクチンは子供にもあっさりと接種が始められてしまいました。しかも日本小児科学会は、生後6か月~17歳のすべての小児に新型コロナワクチン接種を推奨しています。(ここ参照)

今回の研究では、ファイザーの新型コロナワクチンを2回接種した5~11歳(年齢中央値8.5歳)の小児14人(女子6人(43%)、男子8人(57%))を対象に、2回目のワクチン接種から1年後のスパイクタンパク特異的および受容体結合ドメイン(RBD)特異的IgG4抗体レベルを調べました。(図は原文より)

上の図はAとBはスパイクタンパクおよび RBD特異的IgG抗体について、ベースライン (V1D0)、2回目の接種から5週間後 (V2D35)、1年後 (V2M12) での推移を示しています。2回目のワクチン接種から5週間後の小児の抗体反応は、IgG1およびIgG3サブクラスが優勢で、その後時間の経過とともに減少しました。対照的に、IgG2およびIgG4レベルは、2回目のワクチン接種後5週で比較的低く、1年後では大きく増加しています。

CとDはIgG4だけを見ています。●の2人はベースライン、つまり1回目のワクチンの前にすでに感染を起こしていた人です。最終的には全員が1年後までに感染を起こしていました。感染未経験でワクチン接種した小児では、最初のワクチン接種時に以前に感染した子と比較してIgG4レベルが高くなることが観察されました。何人かはIgG4抗体がほとんど上がらなかったり、1年後に低下している人もいます。しかし、多くの子供は1年後にIgG4が増加しています。

一体いつまでIgG4の増加が続くのかはわかりません。免疫は記憶されているので、一旦IgG4が減少したとしても、再度コロナウイルスが入ってきたときには、このIgG4が速やかに増加してくる可能性も高いでしょう。そうすると、今後新型コロナウイルスが入ってきたとき、免疫攻撃をするのではなく、無視してスルーしてしまう可能性も高くなります。毎回感染し、強い症状を出し、症状が長引く可能性もあるでしょう。

以前の記事「新型コロナウイルスワクチンを何度も接種すると感染しやすくなる理由」「新型コロナワクチンによるIgG4増加の影響」などで書いたように、IgG4の増加は免疫による攻撃を回避するように働きます。感染に対する免疫だけでなく、がんの免疫も低下させます。

ワクチン接種でIgG4抗体が強く誘導されてしまった子供は今後どうなるのしょうか?心配で仕方がありません。

そして、小児でも多くの被害を出し、このように安全性も保証されていないワクチンをいまだに推奨している日本小児科学会をはじめ、各学会には不信感がいっぱいです。

「Delayed Induction of Noninflammatory SARS-CoV-2 Spike-Specific IgG4 Antibodies Detected 1 Year After BNT162b2 Vaccination in Children」

「小児におけるBNT162b2ワクチン接種から1年後に、非炎症性SARS-CoV-2スパイク特異的IgG4抗体の誘導が遅れて検出された」(原文はここ

3 thoughts on “ワクチン接種でIgG4抗体が誘導されてしまった子供は今後どうなるのであろうか?

  1. 未だ原因のよく分かっていないIgG4-related diseaseなんかもありますし、将来的な疾患頻度の変化に注意する必要がありそうですね。

    1. Caesiusさん、コメントありがとうございます。

      安全性が確かめられていないのに、各学会は推奨ばかりです。
      学会運営にもお金が必要ですからね。
      患者の健康よりもお金が大事なんでしょう。

  2.  子供は2歳までに たくさんのウイルスに感染します そのたびに igg1~igg4が 作られるでしょう

     ワクチンで作られる igg4 + 通常の感染で作られる igg4 を加えたIgg4を 

     考慮する必要がありそうです

     

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