高血糖、高インスリン血症、そして糖尿病は全身に様々な症状を起こします。当然、心臓にも良いはずがありません。突然に心停止が来るリスクも高まります。 今回の研究では、2009年に韓国の全国健康診断を受けた20歳以上の400万
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糖尿病の標準治療では患者の寛解はせいぜい100人に1人
糖尿病や高血圧などの慢性疾患は本当に「慢性」でしょうか?「いったんなったら治らない」「一生付き合わなければならない」「一度薬を飲み始めると一生飲み続けなければならない」と私が医学部の学生のころに聞いたことがありますし、今
低LDLコレステロールと糖尿病
LDLコレステロールが低いことは健康的だと信じている人は多いでしょう。しかし、LDLコレステロールを低下させるスタチンやナイアシンは糖尿病のリスクを高めます。(「スタチン誘発性糖尿病」「ナイアシンは安全か? その1」など
糖質制限では運動強度がどれくらい増加すると糖質をメインエネルギー源とするのか? その2
今回は以前の記事「糖質制限では運動強度がどれくらい増加すると糖質をメインエネルギー源とするのか?」の続きです。前回の記事でも示した、エネルギー源として下の図のようなことが本当であれば、安静時のエネルギー源は全て脂肪という
スタチン誘発性糖尿病
LDLコレステロールが上昇すると多くの医師はスタチンを強力に勧めてきますが、スタチンに糖尿病のリスクを増加させる副作用があることを説明する医師はほとんどいないでしょう。 以前の記事「スタチンの使用は、はっきりとした糖尿病
高血圧、耐糖能障害、肥満の3つを抱える人に対する糖質制限とDASH食の比較
糖質過剰摂取による糖質過剰症候群のオンパレードの人、つまり高血圧と前糖尿病または2型糖尿病と、過体重または肥満の3つを抱えている人はどんどん増加しているでしょう。原因は糖質過剰摂取であるので、それを取り除くことが第一であ
糖質摂取はLDLコレステロールを低下させる その2
以前の記事「その1」では、インスリンとLDLコレステロールについて書きました。今回はその続きです。 その前に甲状腺ホルモンのT3の話からです。糖質制限をすると、甲状腺のT3が低下します。よく甲状腺機能低下症と間違われるこ
低LDLコレステロールと心不全
LDLコレステロール値が高いと医師はそれを下げるように教育されています。それに疑問を持つ医師の方が少ないでしょう。しかし、実際にはLDLコレステロール値が高い方が様々な利点があることが様々な研究で示されています。 今回の
ポリオール経路は認知症にも関連
アルツハイマー病は3型糖尿病です。糖質過剰症候群です。 今回の研究では、アルツハイマー病9人と対照の9人で死後の脳の状態を比較しました。 平均年齢はどちらの群も70歳です。脳重量の中央値は、アルツハイマー病で1062g、
高LDLコレステロールおよびスタチンの騙しのテクニック
医療の世界はいつの間にかEBM(Evidence-Based Medicine:根拠に基づく医療)が当たり前になってしまいました。もちろん良いこともありますが、データが捏造されたり、操作されたり、都合が悪い結果は隠された