以前の記事「栄養士の英才教育?」「第6回 チャレンジ!糖尿病いきいきレシピコンテスト 受賞者決定!」などで取り上げた「チャレンジ!糖尿病いきいきレシピコンテスト」を行っている日本糖尿病協会は、今年は新型コロナの影響なのか
カテゴリー: 糖尿病
日本はまだ税金を使って国民に砂糖を推奨している
以前の記事「農林水産省の無理矢理なキャンペーンが笑えない 税金を使って国民を不健康へ導く」で書いたように、農林水産省は「ありが糖運動」というものを行っていました。さすがにもうやめたと思ったのですが、まだまだ活動中でした。
タンパク質源と冠動脈疾患のリスク
タンパク質源として肉が良いのか、魚が良いのか、卵が良いのか、はたまた植物性が良いのか?赤肉は目の敵にされ、特にハーバード大学は赤肉と糖質制限が嫌いなようです。 今回の研究では、40〜75歳のアメリカの男性医療従事者43,
「低炭水化物食」は日本人に効果があるのか?という低レベルの研究
日本の炭水化物摂取基準は全摂取エネルギー量の50~65%とされています。1日に摂取するエネルギーが2,000kcalの場合、1日に250gから325gの炭水化物を摂取することが望ましいということになります。一方、糖質制限
sdLDLと冠動脈疾患と糖尿病
LDLコレステロールが低くても心血管疾患を回避できるわけではありません。小さな密度の高いLDLであるsdLDLは非常に危険で、冠動脈疾患などアテローム性動脈硬化症との関連を認めると考えられています。では、糖尿病とsdLD
インスリン抵抗性が続くと心血管疾患のリスクが高くなる
時折、糖尿病の人であっても、空腹時血糖やHbA1cが落ち着いていると、肥満のままでいる場合があります。食事療法は当然カロリー制限をされているのでしょうが、明らかにインスリン抵抗性が非常に高く状態だと思います。 しかし、血
冠動脈疾患の重症度とインスリン抵抗性の関係
心筋梗塞などの冠動脈疾患ではLDLコレステロール値ばかりが重要視されているように見えます。しかし、以前の記事「LDLコレステロール値は役に立たない」で書いたように、LDLコレステロールが高かろうと、低かろうと同程度に冠動
血液がドロドロってなんだろう? その4 血糖値
血液のドロドロについて、これまで「その1」「その2」「その3」で書いてきました。今回は血糖値との関係です。 一般的に糖尿病の人では血液粘度が高いことがわかっています。その原因のすべてはまだわかっていないでしょうが、1つは
経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)1時間値と脂肪肝
以前の記事「経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)の1時間値」では、経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)の1時間値が155以上であれば、糖尿病に進行してしまう危険性が非常に高くなることを書きました。同様に、1時間値が高いことは非ア
糖尿病とマグネシウム
低マグネシウム血症の発生率は、2型糖尿病の人では13.5〜47.7%、健康な人では2.5〜15%だと言われています。糖尿病では頻繁にマグネシウムが低下します。基準値は1.8~2.6mg/dLです。 2型糖尿病の低マグネシ