糖質は依存物質です。以前の記事「私、以前は糖質依存症でした」で書いたように私も糖質依存でした。もちろん、糖質は違法な物質ではありませんし、国や日本糖尿病学会などの医師たちも糖質摂取を推奨しているため、なかなか糖質の依存や
カテゴリー: 糖尿病
マグネシウムはLDLコレステロールを低下させるかもしれない
以前の記事「食習慣とLDLコレステロール」で書いたように、LDLコレステロール値に影響を与える栄養素はコレステロールそのものとは限りません。 糖質、飽和脂肪酸、DHAなどのほかにマグネシウムもLDLコレステロール値に関連
糖尿病ではすい臓の体積が減少する
糖尿病ではインスリン抵抗性によりインスリン分泌が増加したり、β細胞が疲弊してインスリン分泌が低下したりします。 このとき、実際にすい臓はどうなっているのでしょうか? 今回の研究は41人のメトホルミンだけでHbA1c7.6
米国退役軍人省と国防総省の脂質異常症ガイドラインはかなり緩くなった
米国退役軍人省と国防総省の脂質異常症ガイドラインが改訂されました。その内容はかなり挑戦的です。そしてかなり緩いものになりました。(そのガイドラインはここ)(図は原文より) 上の図は治療のアルゴリズムです。一次予防のために
プリンセス駅伝2020で途中棄権の選手は本当に脱水だろうか?
全日本実業団女子駅伝予選会 プリンセス駅伝 in 宗像・福津 2020 (2020年10月18日)が先週行われ、第1中継所手前約100メートルで倒れ、途中棄権となった選手がいました。 京セラの選手が全身けいれんで棄権 実
活動性の低下によって失ったものは簡単には戻らない
入院生活は非常に活動が低下します。もちろん、ケガで動けなかったり、体調の悪化でベッドでの安静を余儀なくされることもあるでしょう。しかし、可能であれば、以前の記事「とにかく可能な限り動きましょう」で書いたように、できる限り
生理不順の女性は糖質制限をすべき
女性の生理の周期の不順や40日以上の長い周期は65歳未満で死亡する早死のリスクを増加させるかもしれません。 今回の研究では、女性看護師を対象として、青年期(14〜17歳)および成人初期(18〜22歳)、29〜46歳の現在
夜間低血糖にご注意を
先日の記事「機能性低血糖に気づきましょう」では、機能性低血糖について書きましたが、その機能性低血糖についてコメントをいただきました。 昨日の機能性低血糖ですが、 糖質制限を始める前、よく寝汗を掻くことがありました。夜中に
マグネシウムはインスリン抵抗性を減少させる
マグネシウムは非常に重要なミネラルですが、血中濃度があまり変化せず、その不足を感知することが難しいのが難点です。 しかし、糖尿病では特にマグネシウムが欠乏しやすく、またマグネシウム不足はインスリン感受性を低下させると考え
機能性低血糖に気づきましょう
糖尿病がなく、普段の健康診断でも問題ない人では、時折起こる低血糖症状は問題ではなく、健康な人とみなされているかもしれません。というよりも、不快な症状が低血糖症状であることに本人も医師も気づいていないかもしれません。 機能