間食を含めた1日の食事回数は何回ですか?私は通常の食事はほとんどの場合2回です。朝と夕食です。昼はチーズやナッツの間食を食べることもありますし、食べないこともあります。それ以外は栄養素の入っていない水分以外は何も口にしま
カテゴリー: 糖尿病
スタチンはグルカゴン抑制障害とインスリン感受性低下を起こす
スタチンは糖尿病のリスクを高めると考えられています。一方、「糖尿病はグルカゴンの反乱だった」で注目されたいるように、グルカゴンが糖尿病の高血糖に大きな影響を与えていると思われます。(「スタチンの使用は、はっきりとした糖尿
身長が低いほど糖尿病になりやすい?
私は「ちんちくりん」で身長が低い方です。若い頃はもう10cm身長が高ければ、「自分の人生ももっと良かったのに」とつまらないことを考えていたこともありました。今になってみれば、この身長でもそれなりに楽しい人生です。 しかし
糖尿病はグルカゴンの反乱なのか?
「糖尿病はグルカゴンの反乱だった」という本が最近話題になっており、糖質制限を推奨しているものとしては、やはり読むべきであろうと思い、先日読みました。たがしゅう先生のブログでの考察も面白く、非常に参考になると思います グル
赤血球の形状の変化と病気 その3
「その1」「その2」では赤血球の形状が高血糖や鉄によって変化することを書きました。糖尿病での赤血球の形状の変化は血管の合併症をもたらすと考えられ、鉄イオンが非酵素的血液凝固を活性化し、走査型電子顕微鏡(SEM)で実証可能
PPI(プロトンポンプ阻害薬)はピロリ菌根絶後の胃がんのリスクを高める
先日の記事「糖尿病はピロリ菌根絶後の胃がんのリスクを高めるかもしれない」では、ピロリ菌を除菌した後も、糖尿病がある人では、胃がんのリスクが高くなることを書きました。つまり、ピロリ菌だけ考えてもダメだということです。恐らく
ヨーロッパ心臓病学会とヨーロッパ糖尿病学会が共同で出した糖尿病、前糖尿病、および心血管疾患に関する2019 ガイドラインが酷い
ヨーロッパ心臓病学会(ESC)はヨーロッパ糖尿病学会(EASD)と共同で糖尿病、前糖尿病、心血管疾患に関する2019年版の新しいガイドラインを出しました。 その17ページに食事に関することが書かれています。その内容は、残
糖尿病はピロリ菌根絶後の胃がんのリスクを高めるかもしれない
本日胃カメラの検査を行ってきました。何度やっても私には辛い検査です。特に何も所見がなく安心しました。胃カメラの検査は昔は当然口から内視鏡を入れていたのですが、かなり前から鼻から細い内視鏡を入れることができ、非常に検査が楽
赤血球の形状の変化と病気 その2
前回の「その1」では、健康な赤血球と糖尿病の赤血球ではその形状が明らかに違っていることを書きました。通常凝固系が活性化されると、トロンビンというものが生じます。このトロンビンがフィブリノーゲンをフィブリンにして、血液が凝
めまいも糖質過剰症候群である その1
耳の内耳は非常に代謝活動が活発であり、非常に複雑な代謝メカニズムを持ち、非常に複雑な器官であり、身体の恒常性の変化にも非常に敏感です。ブドウ糖やインスリンの血中濃度の変化は、難聴とめまいの原因となる前庭障害を引き起こす可