以前の記事「血液型による乳がんのリスクの差」では、血液型による乳がんのリスクに差があり、非常に大きな差ではなかったのですが、A型が最も高く、O型が低いという結果でした。 今回は非常に厄介ながんである、すい臓がんです。膵癌
カテゴリー: がん
日本人におけるアルコールとがんの関連
適度な飲酒は健康的だ、と言われます。しかし、アルコールはやはり毒性があるので、少量でもがんのリスクがあると考えられています。 今回の研究では、63,232人のがん患者と同人数のがんを発症していない対照者のデータを用いてア
悪性リンパ腫も糖質過剰症候群である
最近、フリーのアナウンサーが悪性リンパ腫であることを公表しました。ここ40年で悪性リンパ腫は男女ともに非常に増加しています。(図は最新がん統計より) 男性で40年間に約2.5倍、女性では約3.5倍です。以前は罹患率が血液
血液型による乳がんのリスクの差
以前の記事「血液型占いではない! O型は出血死リスクが高い?」「O型の血液型はちょっとだけ心臓が強い?」では、血液型による出血死、心疾患のリスクの違いについて書きました。乳がんでも血液型による違いはあるのでしょうか? 乳
トラマドールはやはり麻薬
お久しぶりです。しばらくの間充電(放電?)していました。 今回は最近よくペインクリニックでも整形外科でも使われている薬の話です。 トラムセットやトラマールなどという名前で、現在トラマドールという薬が安易に処方されています
子宮頸がんワクチンの裏
以前の記事「子宮頸がんワクチンの有害性 その1」「その2」では、子宮頸がんワクチンの様々な有害性を書きました。子宮頸がんのワクチンには裏があるように感じています。 女性のHPV疾患予防のためのガーダシルの臨床開発プログラ
アスリートと神経変性疾患 その1
運動は健康に有益ですが、スポーツは危険も伴います。エリートアスリートはさらにその危険に遭遇する機会も多くなります。特にコンタクトスポーツでは脳へのダメージも非常に問題になります。 今回の研究では、スコットランドの7676
子宮頸がんワクチンの有害性 その2 自己免疫
アメリカにはワクチン有害事象報告システム(VAERS:the vaccine adverse event reporting system)というものがあります。VAERSは、ワクチンの安全性を評価するための監視ツールと
子宮頸がんワクチンの有害性 その1 卵巣機能不全
私は決してワクチン否定派ではありません。夏井先生のホームページの記事で取り上げられていたはしかの感染の記事(「はしか感染で免疫システム「リセット」、米研究で明らかに」)を読むと、ぞっとします。ワクチンで有効に防げるのであ
新しい骨粗しょう症の薬イベニティは発売半年で死亡16例
イベニティ(ロモソズマブ)という薬をご存じでしょうか?イベニティはアメリカのアムジェン社が開発した骨粗しょう症の治療薬です。画期的な治療薬として、世界的に注目を集めていたのですが、アメリカでは未承認の状態の時点で、日本で