以前の記事「高身長とがんのリスク」でも書いたように、身長が高い人はがんを発症するリスクが高くなります。 今回の研究では、イギリスのミリオン・ウィメン・スタディに登録した1,297,124人の女性が対象です。登録時の平均年
カテゴリー: がん
鉄を減らすと糖代謝に好影響をもたらす
アメリカでは鉄分を強化した小麦粉で鉄欠乏を予防しているけど、日本ではそのような強化したものはないから、日本人は鉄欠乏が多いというようなことを言う人がいます。しかし、鉄を強化した結果、アメリカ人の代謝はどうなっていますか?
PPI(プロトンポンプ阻害薬)と大腸がん
PPI(プロトンポンプ阻害薬)を飲んでいる人は、恐らくそのリスクを説明もされていないと思いますが、様々ながんのリスクも増加させます。実際がんになったとしても、因果関係なんてわかるはずがありませんので、医師は平然と処方を続
新たにがんと診断された患者でもLDLコレステロールが低いほど死亡率が高い
LDLコレステロールは、相変わらず悪者扱いですが、LDLコレステロールが高い方が死亡率が低いことは専門家は教えてくれません。 今回の研究では、新たにがんと診断された患者におけるコレステロール値と全原因死亡リスクとの関連性
ワクチン接種でIgG4抗体が誘導されてしまった子供は今後どうなるのであろうか?
子供たちが受けさせられるワクチン接種はどんどん増加しています。(現在の推奨スケジュールはここ)ワクチンが安全で効果的であるのであれば、非常に良いのですが、ワクチンの安全は保証されていませんし、効果の怪しいワクチンも存在し
牛乳って危ない? その3
「その1」「その2」の続きです。前回は様々なこれまでの研究で、多くの疾患および全原因死亡で牛乳はリスク増加を示し、ほとんどの研究で発酵乳はリスク減少を示していることを書きました。 そのメカニズムについて、今回は書きたいと
LDLコレステロールが低くても全原因死亡や心血管疾患死亡リスクが上がる
LDLコレステロールは低ければ低いほど有益であると信じている人たちがいます。 今回の研究では、35歳から75歳、平均年齢56.1歳の3,789,025人を対象を、病歴とアテローム性動脈硬化性心血管疾患リスクに基づいて、低
睡眠薬の使用は死亡率を高くする
睡眠薬による眠りは本当の睡眠ではないと思います。睡眠というよりは鎮静でしょう。だから、眠剤によって本来の睡眠中の人間の脳および体の働きや代謝が変化している可能性があるでしょう。 以前の記事「睡眠薬と死亡率およびがんとの関
牛乳って危ない? その2
「牛乳って危ない? その1」では、牛乳と発酵乳のIGF-1含有量の違いについて書きました。今回は牛乳と発酵乳を比較した、様々な研究についてです。 非発酵の牛乳と発酵乳(ヨーグルト)を比較した様々な研究が存在しています。も
マウスウォッシュは止めよう その4 院内死亡リスク増加
「その1」「その2」「その3」ではマウスウォッシュと高血圧、糖尿病、がんとの関連について書きました。今回は通常のマウスウォッシュとはちょっと違いますが、死亡リスクとの関連です。 健康な人の日常のマウスウォッシュの使用と死