糖質制限でLDLコレステロールが上昇したらスタチンは必要か? その3

「その1」「その2」に続き糖質制限でLDLコレステロールが上昇してもスタチンは不要論を書いていきます。 今回は、その2の途中で少し書いた、インスリン抵抗性との関連についてです。 以前の記事「比較的若い女性の冠動脈性疾患の

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糖質制限でLDLコレステロールが上昇したらスタチンは必要か? その2

以前の記事「その1」では、高LDLコレステロールの代表の家族性高コレステロール血症(FH)でもLDLコレステロールと心血管疾患に関連性がないことを書きました。 心臓の冠動脈の石灰化のスコアである、冠動脈カルシウム (CA

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糖質制限でLDLコレステロールが上昇したらスタチンは必要か? その1

糖質制限ではLDLコレステロールが低下する人、変化しない人、上昇する人と様々ですが、上昇することは決して珍しくはありません。いわゆる高LDLコレステロール血症という定義に当てはまる140mg/dL以上の人割合は日本人で2

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10の心血管疾患の危険因子はほとんどが糖質過剰摂取によってもたらされる

「アメリカ予防心臓病学会(ASPC)CVD危険因子トップ10 2021アップデート」は非常に興味深いです。毎年更新しているようですが、初めて目にしました。 心血管疾患の危険因子トップ10は、不健康な栄養、運動不足、脂質異

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LDLコレステロール値が非常に低いと死亡率が上がり、脳卒中の死亡リスクは4倍になる

LDLコレステロール値が高いと、医師に「死ぬよ」と脅されることがあります。そして、スタチンを飲むように強く勧められます。でも本当にLDLコレステロールが高いと危険なんでしょうか?逆に非常に低いLDLコレステロールはどうな

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薬に対する患者の期待

多くの患者は医師に対して様々なことを期待するでしょう。そして、自分の疾患が医師の出した処方で改善することを大いに期待するでしょう。改善というのにはかなりの幅があり、医師の中の改善と、患者が感じる改善では大きな乖離がある場

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うつ病のセロトニン仮説は根拠なし

病気の原因は様々に見えますが、多くの根本的な原因は食事の誤りだと思っています。しかし、医学はそれぞれの病気にそれぞれの原因を見い出したがります。もちろん、根本ではない原因は様々でしょう。心血管疾患に対するLDLコレステロ

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食品への塩の添加頻度と早期死亡の危険性

研究には様々なものがあり、あることを肯定するものもあれば、同時に否定するものも存在します。薬であれば効果があるという研究もあれば、効果なしというものもあるのですが、ほとんどは製薬会社が資金提供をしているので、結果は自ずと

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運動は健康のため

いまだに「痩せるために運動をしなさい」というアドバイスをする医師がいます。もちろん、ほんのわずかに体重が減少する可能性はありますが、恐らくそのようなアドバイスをされる患者は少し体重減少があったぐらいでは大きく足りない可能

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非空腹時の中性脂肪値と心血管イベントのリスク

通常、食事をすると中性脂肪値がある程度長い時間上昇します。血液検査で中性脂肪値を測定する場合は空腹時が推奨されています。しかし、以前の記事「非空腹時中性脂肪と虚血性脳卒中のリスク」「非空腹時の中性脂肪値とLDLコレステロ

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