コクランのレビューはランダム化比較試験(RCT)を中心に臨床試験をくまなく収集し、評価し、分析していると言われ、かなりの影響力があります。ここに書かれたことはエビデンスとしては最高に位置するとも考える人もいるでしょう。
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日中に寝てばかりの認知症の高齢者はケトン食で覚醒する?
アルツハイマー病は3型糖尿病とも言われています。つまり糖質過剰症候群です。恐らく、認知症では脳のインスリン抵抗性が増加して、脳のエネルギー不足が起きていると思われます。 認知症の人でも日中に寝てばかりいる人もいます。その
高強度インターバルトレーニング(HIIT)だけでは痩せない
痩せるために運動をしている人もいると思います。まずは痩せません。運動は健康のためであり、体重減少にはほとんど寄与しません。 高強度インターバルトレーニング:HIIT(High-Intensity Interval Tra
術前の糖質を含んだ水分は止めるべきかもしれない その4 乳がんの予後2
「術前の糖質を含んだ水分は止めるべきかもしれない その3 乳がんの予後1」では、術前の糖質を含んだ水分補給が乳がん患者の予後に大きな影響を与える可能性があることを書きました。 しかし、本当にそんな数時間というレベルの糖質
糖質制限反対派は反対する前にもう少し糖質制限を知った方が良い
少し前に東洋経済オンラインに糖質制限反対派の記事が出ていました。東洋経済は江部先生の糖質制限の記事もありますし、反対派も載せていますね。どっちつかずの立場です。 今回の記事もつっこみどころ満載です。正直、糖質制限に対する
高齢者糖尿病の血糖コントロール目標ってこれで良いのだろうか?
日本糖尿病学会は2016年に高齢者の血糖コントロールについて目標値を示しました。(図はここより) 学会の言い分としては、「超高齢社会を迎え、高齢者糖尿病は増加の一途を辿っている。高齢者には特有の問題点があり、心身機能の個
糖質制限とカロリー制限 脂肪肝をより改善するのはどっち?
脂肪肝は糖質過剰症候群です。脂肪肝という名前から脂肪(脂質)を多く摂ることで起きそうですが、実際には糖質過剰摂取で起こります。 たった2週間の食事の変更で、肝臓の中性脂肪はどうなるでしょうか?そして、糖質制限とカロリー制
ケトン体サプリメントは肥満の脳機能を改善するかもしれない
肥満の人は、脳血流の低下と脳由来神経栄養因子(BDNF)の減少などにより結果、認知機能障害のリスクが高くなります。脳のエネルギーはブドウ糖ですが、認知症では脳のブドウ糖の取込みが低下します。その場合、糖質過剰摂取をしてい
赤ちゃんにとっては糖質は鎮静剤レベル?
新生児のMRI検査は鎮静が必要です。途中で動くと画像が撮れないからです。ちなみにMRI装置の世界での人口当たりの台数は日本がダントツの1位です。 最近は、と言ってもかなり長い間、新生児に鎮静をする機会もなくなったので、今