恐らく世界で億単位の人がうつ病など精神疾患になっています。様々な治療薬がありながら、治療抵抗性の人も珍しくないでしょう。 今回の研究では、従来の精神科医療に十分に反応せず、ケトン食を試す意欲のある大うつ病性障害(うつ病)
カテゴリー: ケトン体
多発性嚢胞腎には糖質制限を その1
腎臓に嚢胞がたくさんできて腎臓の働きが徐々に低下していく、多発性嚢胞腎という病気があります。遺伝性の病気です。難病に指定されています。(ここ参照) 現在、治療法として難病情報センターのページには次のように書かれています。
主要な臓器および組織の安静時代謝率
人間の臓器はそれぞれエネルギーの代謝率が異なります。主要な臓器の安静時代謝率はどれくらいなのでしょうか? 131人(男性67人、女性64人)の非肥満の健康な成人を分析しました。(表は原文より改変) まずは年齢層別の参加者
2022年4月の血液検査データ
今年も血液検査のデータを示したいと思います。毎年それほど大きな変動はありません。食事が変わっていないの、変動も少ないのでしょう。2年前の5月のデータを併記します。 2022年4月 2020年5月 空腹時血糖値mg/dL(
糖質制限によるLDLコレステロール激増の良い意味での症例報告
n=1、つまりたった一人の症例報告は医療の世界ではエビデンスとしては認められませんが、全てはn=1から始まります。また、あることに反応する人と反応しない人がいます。反応する人の方が少ない場合、大人数集めたときに反応しない
膝の痛みには糖質制限を
変形性膝関節症の有病率は、40歳以上で見ると男性42.6%,女性62.4%だそうです。本当にこんなに多いのかどうかはわかりませんが、当然そのすべてに治療が必要な状態ではないでしょう。 この変形性膝関節症は日本整形外科学会
タンパク質摂取と血糖値
かなり以前ですが、コメントをいただきました。 私はBUN31.2 クレアチン0.46なのでBUN/クレアチン比がゆうに20を超えます。 水分は一日3リットル 糖質30gタンパク質150g脂質110gの糖質制限食をおこなっ
心不全における塩分制限は無意味
心不全は塩分とは関係がないと私自身は考えています。心臓のエネルギーはほとんどが脂肪酸、そしてケトン体であり、ブドウ糖はわずかです。しかし、糖質過剰摂取ではブドウ糖をエネルギーにせざるを得ないので、不安定なエネルギー供給が
昼寝の時間が長くなることは認知症の前兆である可能性
高齢の方は比較的昼寝をしている人も多いのではないでしょうか?若年層を対象にした昼寝の研究では、昼寝が認知機能にとって有益なことが示されているようですが、これは糖質過剰摂取状態の人の場合です。糖質制限をすれば昼寝がほとんど
高脂肪食は太らないどころか体重が減少する
いまだに脂質(脂肪)を摂ると太ると思っている人がいます。およそ摂取エネルギーの30%を摂るのと、その2倍の60%摂るのではどれくらい体重が変化するでしょう?みなさんはもう答えがわかりますね。 今回の研究では、2型糖尿病の