今年も血液検査のデータを示したいと思います。毎年それほど大きな変動はありません。食事が変わっていないの、変動も少なくなり、検査項目も減らしてしまっています。数年に1回でも良いかな?という感じにもなっています。 2023年
カテゴリー: ケトン体
運動するために糖質過剰摂取は必要ない
いつの間にか運動には糖質が必須であるかのように思い込まされ、アスリートも糖質過剰摂取をしています。 結構トレーニングをしている中年男性が糖質制限をしたらどうなるでしょうか?募集された基準は次の通りです。 (1)30〜50
SGLT2阻害剤対糖質制限?タイトルに騙されるな
今回はまず論文のタイトルと結果を先に見てもらいましょう。 「SGLT2 inhibitor versus carbohydrate-restricted isocaloric diet: reprogramming su
糖質制限は睡眠不足にも強い?
糖質制限をすると眠りの質が良くなります。人によっては睡眠時間が短くなることもあるかもしれません。糖質過剰摂取時代より睡眠時間が短いのにスッキリ目覚める人も多いのではないでしょうか?一般的には長時間の覚醒状態、睡眠不足は認
食事を変えることが一番の治療
人間の体はアポリポタンパク質のApoCIIIを使用して、エネルギー源のシフトを行っていると考えられます。つまり、食事をしていない状態では、通常は脂肪酸(およびケトン体)をエネルギー源としていますが、糖質を摂取するとApo
高血糖も高ケトンも脳のブドウ糖の取込みを減少させる
PET検査では、ブドウ糖と性質が似た18F-FDGという薬剤を使用します。がんはブドウ糖をエサにするので、がん細胞が18F-FDGを取り込み、それをスキャンするのです。脳もブドウ糖をエネルギーとするので、脳の代謝を見るP
インスリン抵抗性とうつ病との関連
眠いけど、気持ちのいい朝です。まさか勝ち点6、1位通過とは。引き分けで得失点差でどうかな?くらいに思っていたので、凄すぎます。これまでスペインに勝ったことあるのかな?2022年12月1日はまた歴史的な日になりました。今日
北海道のコロナ死と日本人の死生観
先日Twitterで #北海道死者465人 というタグがトレンドになっていました。正直愕然としました。3年たってもまだ同じことを繰り返しているなんて。一部の人が異常に煽って、それに多くの人が煽られていました。 確かに北海
多発性嚢胞腎には糖質制限を その2
以前の記事「多発性嚢胞腎には糖質制限を その1」で多発性嚢胞腎に対するケトン食の効果の研究について書きます。今回も同様ですが、今回は学会発表レベルです。11月6日までアメリカオーランドで行われていた、アメリカ腎臓学会のt
糖質制限開始24時間の変化
糖質制限は当然ながら1日とか1週間とか、1か月とか、さらに1年とか短い期間で行うものではなく、ずっと続けるものです。研究は短い期間のものがどうしても多くなります。短い期間の研究で糖質制限の是非を判断することはできませんが