「その1」「その2」の続きです。今回は非常に重篤な症例を示します。 ケース1 28歳の女性、健康状態は良好でしたが、副鼻腔感染症に対して7日間、ニューキノロンのレボフロキサシン750mg/日を投与され、特に問題は見られず
カテゴリー: 薬剤
プラーク内出血によるアテローム性動脈硬化性プラークの進行と破裂 その4
「その1」「その2」「その3」の続きです。糖尿病では、炎症、血管新生、プラーク内出血の増加が起こります。糖尿病という病気によって起こるのではなく、糖質過剰摂取による高血糖、高インスリン血症によるものです。 糖質過剰摂取に
危険な抗生物質のニューキノロン系の副作用 その2 点眼や点耳でも
「その1」では、ニューキノロン系の抗生物質で、腱障害という副作用という名の薬害が存在することを書きました。内服や点滴で起きるだけでなく、実は点眼や点耳でも腱障害が起きるという症例報告があります。 まずは点眼から。(ここ参
危険な抗生物質のニューキノロン系の副作用 その1 腱障害
何げなく処方されている薬にも注意が必要です。あまりにも普通にニューキノロン系の抗生物質は処方されています。しかし、この薬がトンデモない薬害をもたらすことは患者は知らされていません。 昨年の講演会でもお話ししましたが、ニュ
スタチン使用による慢性の咳
スタチンは本当に良く使われてしまっています。副作用がこれほどまでに多くても、無視されています。やめようとすれば医師に脅されます。 咳は比較的多く認められる症状です。医学の世界は「咳喘息」などという都合の良い病名を作り、原
プラーク内出血によるアテローム性動脈硬化性プラークの進行と破裂 その3
プラークの成長や不安定性にはプラーク内出血が大きく関係していることを「その1」では書きました。今回の研究では、頸動脈のプラークの脆弱性のマーカーとしてのプラーク内出血と頸動脈の狭窄の程度との関連を調べています。 今回の研
光感受性薬と皮膚がん
以前の記事「スタチンと皮膚がん」では、スタチンが皮膚がんのリスク増加の原因となることを書きました。では、なぜスタチンが皮膚がんと関係しているのでしょうか? 実はスタチンだけでなく、他にも皮膚がんと関係している薬はいっぱい
スタチンの臨床効果はLDLコレステロールや非HDLコレステロールの低下では説明できない
LDLコレステロールも非HDLコレステロール(non-HDL-c)も心血管疾患のリスクを予測する因子だと信じられています。スタチンでLDLコレステロールや非HDLコレステロールが低下すると、本当に心血管疾患リスクが低下す
今年も1年ありがとうございました スタチンと皮膚がん
1年はあっという間ですね。もう年末です。今年も1年色々ありましたが、全体的には私個人にとっては良い1年でした。世界的に見れば、どうなんでしょう? トランプさんが大統領になり、アメリカでは様々な変化がありましたが、日本は高
SGLT-2阻害薬による糖尿病の血中の脂質の変化
SGLT-2阻害薬は、現在GLP-1受容体作動薬と並んで、糖尿病の薬の花形(表現が古い?)です。では、その実力、その影響を見てみましょう。 今回の研究は、18歳以上のアジア人2型糖尿病患者を対象にした、SGLT‐2阻害薬