新型コロナウイルスの検査で陽性になった人による世界の死者数は約1年で180万人です。もちろん検査が陽性であっても、実際の死因は別にあることも多いので、実際の死者数はもっと少ないでしょう。過剰にカウントされてしまっています
カテゴリー: 認知症
軽度認知障害(MCI)にはケトン体を、そうなる前に糖質制限を
認知症は世界的に増加しています。認知症の前段階と考えられている軽度認知障害(MCI)から認知症に移行するのは年10%程度と考えられています。 厚労省の以前の「認知症予防・支援マニュアル」では次のように書かれています。 「
高血糖や糖尿病はせん妄のリスクを高くする
高齢者は入院したり、手術を受けた後に、せん妄という、一時的な意識障害、認知機能障害を起こすことが珍しくありません。 環境の変化、入院というストレス、睡眠の状態、薬によるもの、手術後であれば麻酔薬の影響など様々な要因が考え
睡眠時間が長いと死亡率が高くなる
以前の記事「睡眠時間と死亡率および認知症 久山町研究から」で書いたように、睡眠時間は短くても長くても死亡率が上がるようです。さらに、睡眠薬を使用している人でも死亡のリスクは上がるようです。睡眠というのはあまり意識していな
ケトン体が脳ネットワークの不安定性を低下させる
脳領域間の機能的コミュニケーションは年齢とともに不安定になると考えられています。その不安定化は認知機能低下と相関し、インスリン抵抗性とともに加速することが示唆されています。 今回の研究では、食事から摂取するエネルギーの違
サッカーのヘディング禁止
様々な国ではサッカーでのヘディングを子供たちに禁止していたり、しようとしています。すでにアメリカは10歳以下の選手のヘディングを禁止しているそうです。(この記事参照) イギリスでもガイドラインが発表されたようです。 小学
糖質制限の情報は何を信じたら良いの?
先日、コメントをいただきました。ありがとうございました。 そのコメントの中で示された記事の内容は、私にはさっぱり意味が分かりません。結局糖質制限を推奨しているのか、反対派なのか?(私の読解力が無いのが原因でしょうけど)
アスリートと神経変性疾患 その2
以前の記事「アスリートと神経変性疾患 その1」では、サッカー選手が神経変性疾患での死亡率が高くなることを書きました。 今回は、アメリカンフットボールのナショナルフットボールリーグ(NFL)の選手と野球のメジャーリーグベー
ケトン体は認知機能を改善する
いまだに医師や栄養士の多くが脳のエネルギーはブドウ糖だけだ、と言っています。その知識をアップデートしていない人は専門家とは言えませんが、堂々と発言しているのが何とも嘆かわしく、その言葉を信じてしまう人も多いのも事実でしょ
アスリートと神経変性疾患 その1
運動は健康に有益ですが、スポーツは危険も伴います。エリートアスリートはさらにその危険に遭遇する機会も多くなります。特にコンタクトスポーツでは脳へのダメージも非常に問題になります。 今回の研究では、スコットランドの7676