最近、「日本の大腸がんの5割 腸内細菌の毒素が原因か」なんてことがニュースになっていました。(ここ参照)どうやら、国立がん研究センターの研究によるものらしいです。(ここ参照) 過去 20 年間で、50 歳未満の早発大腸が
カテゴリー: 糖質制限
強迫性障害の治療としてのケトン食
私には強迫性障害で日常生活に支障をきたすほどではないですが、いくつもの軽い強迫観念や強迫行為があります。特に確認行為は以前は自分でも嫌になるほどでした。今ではありませんが、特に戸締りに関しては、外に出かけた後、カギを掛け
高齢者の不眠症に対するマグネシウムの効果
みなさんは夜は眠れていますか?若い人でも不眠の人がいますが、高齢者ではその割合が多く、50%ともいわれています。そして、多くの人が眠剤を処方され、依存が形成されてしまっている人もいます。 こんな有害な薬よりも、有益なもの
人工甘味料入りドリンクは冠動脈石灰化を進行させるかもしれない
人工甘味料は砂糖ほどは危険ではないと思っていますが、しかし、人類は適応していない物質であり、リスクはあると思っています。砂糖入りドリンクを飲めば、糖質過剰摂取となり、血糖値スパイクも起こるので、心血管疾患リスクも高くなる
SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬は糖尿病患者の転倒を増加させる
以前の記事「GLP-1受容体作動薬によるサルコペニアと骨粗鬆症」では、GLP-1受容体作動薬により筋肉が大きく減少することを書きました。「糖尿病においてGLP-1受容体作動薬やSGLT-2阻害薬で起こる筋肉量の減少」では
心筋梗塞時のLDLコレステロール値の低下は心血管イベントの増加と関連している
LDLコレステロールが低い方が本当に健康的であるのであれば、急性心筋梗塞時のLDLコレステロールが低い方が、その後の死亡率、心血管イベント発生などの予後も良さそうですよね?でも、以前の記事「LDLコレステロール高い方が心
GLP-1受容体作動薬は心臓の筋肉を減少させるかもしれない 恐ろしい…
以前の記事「GLP-1受容体作動薬によるサルコペニアと骨粗鬆症」で書いたように、GLP-1受容体作動薬を使用すると確かに体重は減るかもしれませんが、人間にとって非常に重要な筋肉と骨が減少してしまいます。そして、もしかした
双極性障害は糖質過剰症候群 その1
双極性障害(以前は躁うつ病とも言われていました)は精神疾患の代表的な疾患の一つです。しかし、本当に精神疾患なのでしょうか?多くの精神疾患は多因子性であるとは思っていますが、大きな原因の一つは代謝障害であり、精神疾患という
2型糖尿病の日本人の炭水化物摂取割合と心血管疾患リスクについての都合の良い研究
食事に関する研究では食事アンケートという非常に質の低いデータが用いられるのが通常です。なので、その結果もあまりあてになりません。そして、糖尿病の専門が研究する場合、バランスの良い食事が必要であるとか、動物性タンパク質は良
鶏肉の摂取は消化器がんの死亡リスクを高める?
赤肉は健康に良くなく、鶏肉は健康的な肉だと考える人もいます。まあ、どこかの専門家たちが、肉を攻撃して、植物性のタンパク質を推奨していることが一つの原因だと思いますが、鶏肉は肉の中では良い選択だと思わされています。 一部で