ある中学校で「フェイクニュースの見破り方」という特別授業が行われたようです。(記事はここ) 正しい情報。何をもって正しいとするのか、非常に難しい時代です。ファクトチェックという言葉が流行(?)していますが、誰がどうやって
カテゴリー: 糖質制限
糖質制限でLDLコレステロールが上昇しやすい人はT3とBMIが低い
糖質制限をすると、甲状腺ホルモンのT3が低下します。T3とLDLコレステロール値は関連しています。 今回の研究では、糖質制限をしてLDLコレステロールが大きく増加する人のT3およびBMIとLDLコレステロールの関連を分析
減量後のリバウンドでは筋肉が減り、脂肪が増える
安易な体重減少目的のダイエット法が蔓延っているために、ヨーヨーダイエットとも言われる体重サイクリング(体重の増減を繰り返すこと)が起きています。 それは医療の中でも起きています。医療では体重減少のため、いまだカロリー制限
肥満の人の体重に対する糖質制限の長期的な効果は?
糖質制限の研究はどんどん増加しています。もちろん、糖質制限の「制限」の量、割合の定義が確定していないため、低炭水化物と言いながら実際には40%の炭水化物だということも珍しくありません。 そのことも踏まえて、今回の研究では
糖質制限は人間とネズミで逆の効果をもたらす
ネズミさんの実験結果をそのまま人間に当てはめる人がいまだに多くいます。それが専門家と名乗る人だと一般の人は騙されてしまいます。(「まだネズミと人間の違いがわからないのでしょうか?」参照) 糖質制限は低炭水化物高脂質食にな
除脂肪体重ハイパーレスポンダーの糖質制限によるLDLコレステロール上昇と冠動脈疾患リスクの関連
以前の記事「糖質制限でLDLコレステロールが大きく上昇する人の特徴」で書いた、LDLコレステロール200mg/dL以上、HDLコレステロール80mg/dL以上、および中性脂肪70mg/dL以下である「除脂肪体重ハイパーレ
糖質制限とSGLT2阻害薬 どっち?
糖尿病治療の世界ではSGLT2阻害薬が現在一押しでしょう。しかし、この薬の効果を認めれば認めるほど、糖質制限の素晴らしさを認めざるを得なくなってきています。あれだけケトン体を悪者扱いしていたのに、SGLT2薬の効果のメカ
糖質制限とビタミンD
ビタミンDの低下は様々な疾患に影響を与えると考えられています。 ビタミンD(25(OH)D)の血中濃度は過体重の人(36ng/mL)と比較して、肥満の人(19ng/mL)の方が低くなっています。(この論文参照)25(OH
高血圧の薬で血圧が上昇することがある
高血圧で血圧を下げる薬を飲んだ時、まさかその薬で血圧が上昇することがあるとは思っていないでしょう。しかし、現実には血圧を下げると思って飲んだ薬で血圧が上がることもあります。 今回の研究では、高血圧の薬として一般的な利尿薬
運動の質とHDLコレステロール
運動は健康的と考えられています。しかし、一概に運動と言っても様々な種類、競技が存在します。運動でHDLコレステロールが増加することがありますが、運動の質はHDLに影響はあるのでしょうか? 今回の研究では、48人の活動性の