LDLコレステロールはいまだに悪玉扱いです。LDLコレステロール値が高いだけで、無条件でスタチンを処方しようとする医師もいっぱいいるでしょう。 今回の研究では、LDLコレステロール値と心血管イベントの発生について分析して
カテゴリー: 糖質制限
またまた出てきた低炭水化物食でがんリスク増加という研究
低炭水化物食、低炭水化物ダイエットという言葉には注意が必要です。それは「低」という定義が決まっていないからです。低炭水化物はどの程度の低炭水化物かが重要です。この定義の決まっていない低炭水化物食を糖質制限食と混同して、糖
食事パターンと体重増加
一般的には低脂肪食や国が推奨する食事は健康的だと考えられ、体重増加はしないのではないかと思われています。アメリカでの研究の結果はそれとはまったく違いました。 今回の研究では49〜81歳(平均63.6歳)の閉経後の女性88
プロテイン摂取は慎重に
新型コロナウイルスの影響で様々な産業、企業が打撃を受けています。しかし、年末頃に牛乳の消費低迷で在庫が増加し破棄しなければならないような事態に直面した時、なぜか自治体や国なども牛乳消費拡大を訴えていました。(ここ参照)ど
食物繊維は便秘を解消しないどころか便秘の原因かもしれない
一般的には便秘には食物繊維を多く摂る方が良いと言われています。本当でしょうか? 食物繊維を増やすと、うんこの量が増えることはよく知られています。先日の記事「食物繊維の増加はうんことおならを増やす」に書いたように、2倍にも
高インスリン血症と日本人のがん死亡
糖質はがんのエサです。がんは糖質過剰症候群です。糖質過剰摂取をしているとインスリン抵抗性を招き、インスリン分泌能があれば、空腹時でもインスリンが高くなってしまいます。 今回の研究では高インスリン血症と日本人のがんによる死
食物繊維の増加はうんことおならを増やす
食物繊維は腸内細菌のエサです。しかし、それは我々のほとんどが雑食だから、それに応じて腸内細菌の力関係のバランスにおいて、食物繊維をエサにする腸内細菌が優勢になっているからです。糖質過剰摂取では、超悪玉菌が増加するでしょう
手根管症候群は糖質過剰症候群
手根管症候群は比較的一般的な疾患です。しかし、手根管症候群の患者は、肥満になる可能性が1.77倍、糖尿病になる可能性が3.02倍です。(ここ参照) 今回の研究ではインスリン抵抗性と手根管症候群の関連を調べています。(図は
サバ缶の摂り過ぎにはご注意を
魚はEPAやDHAなどのオメガ3が豊富で健康的だと考えられています。私も魚は大好きです。そして、サバ缶はサバの水煮であれば非常に糖質も少なく、手間もかからず糖質制限でも食べている人はいるでしょう。 サバ缶で痩せるなんてい
若年発症のがんが増加しているが原因は?
以前はがんは主に中年期以降の病気として考えられてきました。しかし近年若年発症のがんが増加しています。増えているのに、対策は早期発見早期治療だけで良いのでしょうか? がんの発症には2ヒット説という仮説があります。がんを発症