先日のテレビ番組で渡辺直美さんが大量の食事をしている様子が放送されていました。バラエティー番組なので、それはそれで良いとは思っています。 しかし、違った面からみると日本人は肥満に対して異常に寛大なんだな、と思います。 以
年: 2018年
脂肪肝ではビタミンDが低下する
ビタミンD欠乏は健康にとって問題を引き起こす可能性を高めますが、ビタミンDを摂取していれば安心なのでしょうか?私は、肥満や高血糖、インスリン抵抗性、そして特にそれに起因する脂肪肝がビタミンD濃度を低下させているのでは?と
睡眠時無呼吸は脳を障害する?またはその逆かもしれない
睡眠時無呼吸症候群は様々な病気のリスクとなりますが、脳にも影響があります。睡眠時無呼吸が脳の障害を引き起こしたか、脳の障害が睡眠時無呼吸を引き起こすかははっきりしません。脳が低酸素に毎晩さらされることによるのか、脳の機能
すい臓のβ細胞の機能の障害と栄養素の関連
すい臓のβ細胞はインスリンを分泌しています。ですから、β細胞の機能が障害されると、高血糖となり、糖尿病となってしまいます。このβ細胞の機能と食事の中の栄養素摂取との関連を調べた研究があります。 β細胞の機能を測定する方法
HDLコレステロールは高ければ良いってもんじゃない? その1
日本人の大規模なデータを使って、HDLコレステロール値と心血管疾患の関連を分析した研究が最近発表されましたが、その内容は表面的に見るとHDLコレステロール値は高ければ良いとは言えないだけでなく、高すぎるHDLコレステロー
マスコミが作り上げた「怪物」はただの客寄せパンダになってしまうのか?
今年のドラフトの目玉のひとつ、日本ハムの清宮選手が苦しんでいます。以前の記事「日本のマスコミの異常な過熱ぶりが選手をダメする?」でも書いたように、マスコミの騒ぎ方はひどいの一言です。まだ、何も成し遂げていない、ただの高校
20代の若者でもインスリン抵抗性で脳のグルコースの代謝が低下する
以前の記事「ほんのわずかな空腹時血糖の増加でさえ、脳はアルツハイマー様のパターンの反応になる」でも書きましたが、血糖値の上昇やインスリン抵抗性によって脳のグルコースの利用が低下しています。しかも、これは高齢者だけの話では
血中のビタミンD濃度は日本人のがんのリスクと関連するかもしれない?
日本人の研究で、診断前の血中のビタミンD濃度が、その後のがんのリスクに関連しているというものが発表されました。 「Plasma 25-hydroxyvitamin D concentration and subseque
推算糸球体濾過量(eGFR)が低下したけど、どう考えるか?
前回の記事「2018年3月の検査データ」で推算糸球体濾過量(eGFR)が低下していることを〇福さんからご指摘いただきました。ありがとうございました。 私のeGFRが72mL/minだったのですが、腎機能区分としては正常ま
2018年3月の検査データ
久しぶりに血液の検査をしました。先日、江部先生がご自身のデータを公開されていたので(江部先生のデータはこちら)、私もいつもは検査していない甲状腺の機能も検査しました。そしたら、意外や意外の結果です。 甲状腺機能 TSH: