糖尿病や空腹時高血糖は様々な死亡リスクと関連しています。その関連はどの程度でしょうか? 今回の研究では97件の研究、820,900人を分析しました。(図は原文より) 上の図はAががんによる死亡、Bががんおよび血管疾患以外
月: 2021年8月
アメリカ心臓病学会は中性脂肪を減らすためのライフスタイル介入として糖質制限を提唱 その3
以前の記事「その1」「その2」の続きです。糖質の種類による違いについて少し書かれています。 Type of Carbohydrate Simple sugars (including monosaccharides an
牛乳で乳がんリスクの上昇?女性はプロテインも注意が必要かもしれない
以前の記事「牛乳はインスリン分泌を大きく増加させる」で書いたように牛乳はインスリン分泌を増加させます。同時にIGF-1(インスリン様成長因子)も増加させます。また乳がんにはこのIGF-1が関連していると考えられています。
アメリカ心臓病学会は中性脂肪を減らすためのライフスタイル介入として糖質制限を提唱 その2
アメリカ心臓病学会は中性脂肪を減らすための食事として糖質制限を提唱しました。前回の記事「その1」の続きです。 High-protein diets: A higher-protein diet is defined as
糖質制限で腎機能改善
糖尿病は慢性腎疾患(CKD)のリスクが非常に高くなります。一方ではタンパク質摂取の増加は腎機能の悪化をもたらすのではないか、と一般的には考えられています。糖質制限をするとタンパク質摂取量は増加し、そのため腎機能が低下して
アメリカ心臓病学会は中性脂肪を減らすためのライフスタイル介入として糖質制限を提唱 その1
またアメリカは糖質制限を推奨する動きが強まりました。以前の記事「アメリカ糖尿病学会が出した歴史的なコンセンサスレポート 糖質制限を推進!」で書いたようにアメリカの糖尿病学会が糖質制限を認めたのに続いて、今度は心臓病学会で
症例報告ですがケトン食は慢性閉塞性肺疾患を改善するかもしれない
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は喫煙率の低下もあり、年々死亡者数が減少しています。死因としての順位もベスト10には入らなくなりました。しかし、2020年の死亡数は16,127人とまだまだそれなりの人数がいます。COPDは呼
食後中性脂肪(TG)スパイクに注意
食後に高血糖になる血糖値スパイクは少しずつ認識されてきています。それを抑えるために食べる順番であるとか、食べる炭水化物の種類など様々な提案がなされていますが、そもそも糖質を摂らなければ血糖値スパイクは起きません。 私はそ
「医療が逼迫」は本当であろうか?
現在、日々PCR検査陽性者数の記録を更新して、1万人が当たり前になっています。いまだにマスコミは陽性者を「感染者」と言い続けていますが、正確に陽性者と言って欲しいものです。 8月2日現在、 緊急事態宣言区域:埼玉県、千葉