新型コロナウイルスのパンデミックが起きてもう1年となります。その間多くの国がいわゆるロックダウンの状態になり、外出の自粛を余儀なくされました。
アメリカ心理学会の調査結果によると、パンデミックが始まって以来アメリカ人の61%が望ましくない体重変化が起きたと報告しているそうです。そのうち42%が平均29ポンド(約13.1kg)の体重増加、10%は50ポンド(約22.5kg)以上増加したと言っています。思った以上に体重が減ったと答えたアメリカ人は18%で、平均26ポンド(約11.7kg)の体重減少でした。
(図はここより)
上の図は右側が体重増加、左側が体重減少です。特に体重増加がひどいのは25~42歳の範囲で平均で41ポンド(約18.5kg)増加です。肥満が重症化や死亡リスクを上げるのに、そしてただでさえ肥満が多いのに、アメリカ人はどうしたのでしょうか?(「新型コロナウイルスと肥満」「肥満と新型コロナウイルス死亡率」など参照)コロナ太りという範疇を超えているでしょう。もともと太っているので10kg以上太ってもなんとも思わないのでしょうか?
さらに睡眠の望ましくない変化とアルコール消費量の増加を報告しました。3人に2人(67%)が、パンデミックが始まって以来、自分が望むよりも多く、または少なく眠っていると答えました。4人に1人(23%)が、ストレスに対処するためによりアルコール摂取の増加を報告しました。
人間は群れて生きていく動物です。自宅に閉じ込められてしまえば、非常に大きなストレスでしょう。日本でも自殺増加が問題になっています。
しかし、体重増加に関しては食べるものをちゃんと選択すれば、そこまで太るとは思えません。
糖質過剰症候群
(ここ参照)
飽食(この言葉も最近あまり気かなりました。それだけありふれているということでしょうか)、そしてその気になれば在宅で生活全て簡潔できる世の中。
コロナ騒動で拍車がかかり(またそういう生活が肯定される面もあり)、
体重はアメリカ人に限らず増加しそうですね。
糖質制限、運動、そして定期的に断食しましょう。
唐突ですが、暗殺によって亡くなったインドの偉人、マハトマ・ガンジーも短期・長期の断食などで健康状態は申し分なかったそうです。
鈴木 武彦さん、コメントありがとうございます。
人間的ではない生活に段々慣れてきて、負の部分さえ当たり前になってきて、感染よりももっと恐ろしいことになりそうです。