トランプさんが大統領になり、様々な変化が起きるはずです。その中で私はケネディさんに注目をしています。ケネディさんはワクチンに懐疑的ですし、様々な医療の問題に踏み込もうとしています。ただ、実際のところトランプさんがどのように出てくるかは不透明ですし、ケネディさんもどこまでできるかわかりません。でも期待をしています。
ケネディさんはワクチンと自閉症の関連を指摘しています。以前ワクチンが自閉症と関連があると言われましたが、その後の様々な研究でその関連性は否定されています、というのを鵜呑みにできるでしょうか?
あるメタアナリシス(ここ参照)では、次のような結論です。
•ワクチン接種と自閉症の間には関連がありませんでした(OR: 0.99、95% CI: 0.92~1.06)。
•ワクチン接種とASD(自閉症スペクトラム障害)の間には関連がありませんでした(OR: 0.91、95% CI: 0.68~1.20)。
•[自閉症/ASD]と麻疹、おたふく風邪、風疹(MMR)ワクチンの間には関係がありませんでした(OR: 0.84、95% CI: 0.70~1.01)。
•[自閉症/ASD]とチメロサールの間には関係がありませんでした(OR: 1.00、95% CI: 0.77~1.31)。
•[自閉症/ASD]と水銀(Hg)の間には関係がありませんでした(OR:1.00、95%CI:0.93〜1.07)。
しかし、ほとんどの研究、FDA、CDC、医学雑誌は利益相反だらけです。ワクチンの安全性に関する論文もほとんどが利益相反があります。(ここ参照、下の図もここから)
上の図は、2006年から2010年までのワクチンの安全性に関する研究論文の数と利益相反の数を示しています。全部で39件の論文があり、その内少なくとも1人の著者に利益相反があったのは約80%の31件です。そして少なくとも3人の著者に利益相反があったのは約61%の24件です。
このような企業との絡みがある研究をいくら集めて分析しても、本当の答えは見つからないでしょう。
そして、プラセボを使ったワクチンの安全性の研究はほぼ皆無ですし、接種後の1年以上長期間観察された研究もほぼゼロです。
今回の研究では、ワクチン接種と神経発達障害との関連を調べています。フロリダ州メディケイドプログラムに誕生から9歳まで継続して登録されている小児が対象で、9歳児47,155人のデータを分析しています。ワクチン接種を受けていない9歳児の全体的な割合は10.9%でした。
上の図は、正期産児と早産児の様々な神経発達障害の割合です。上から自閉症スペクトラム障害(ASD)、多動症候群、てんかんまたは発作、学習障害、脳症、チック障害です。全体的にやはり早産児の方がどれも割合が高いですね。
上の図は、9歳でのワクチン接種状況による神経発達障害と診断される数とその可能性(オッズ比)です。ワクチン非接種児と比較して、ワクチン接種児の自閉症スペクトラム障害(ASD)は2.70倍、多動症候群2.81倍、てんかんまたは発作は3.52倍、学習障害6.81倍、脳症5.19倍、チック6.25倍、少なくとも1つの神経発達障害と診断される可能性は3.12倍でした。
上の図はオッズ比をグラフにしたものです。一目瞭然です。
上の図は早産児に限っての神経発達障害の可能性です。ワクチン非接種児と比較して、ワクチン接種児の自閉症スペクトラム障害(ASD)は3.14倍、多動症候群3.00倍、てんかんまたは発作は4.17倍、学習障害9.84倍、脳症7.12倍、チック10.12倍、少なくとも1つの神経発達障害と診断される可能性は3.58倍でした。
下の図は、それをグラフにしたものです。一目瞭然です。
上の図は早産児と正期産児でワクチン未接種の9歳児の神経発達障害の可能性の比較です。てんかんまたは発作における有意差を除けば、未接種の早産児と未接種の正期産児の神経発達障害の差は小さく、統計的に有意ではありませんでした。
上の図は、1999年から2002年の間に生まれ、9年間メディケイドに加入した子供における、ワクチン接種回数の増加と自閉症スペクトラム障害(ASD)診断との関連性です。ワクチン回数が増加するにつれ、ASDのリスクは増加しました。1回の接種でも非接種児の1.7倍ですが、11回以上ワクチン接種している子供は非接種児の4.4倍です。
下の図は、それをグラフにしたものです。一目瞭然です。
脳がまだ脆弱な小さな子供にいくつものワクチンを接種して、その子にとって本当に利益になるのでしょうか?もちろんちゃんと予防した方が良い感染症もあるかもしれません。しかし、本当に今行っている全てのワクチンが必要でしょうか?
ケネディさんが言うように、製薬会社は安全に関するちゃんとした証拠を出すべきです。十分に安全性が確認されているワクチンは存在しないでしょう。
さあ、あなたは何を信じますか?
「Vaccination and Neurodevelopmental Disorders: A Study of Nine-Year-Old Children Enrolled in Medicaid」
「ワクチン接種と神経発達障害:メディケイドに加入している9歳児を対象とした研究」(原文はここ)
トランプ大統領がWHO脱退指示の
ニュースで、WHOの最大の資金源が
アメリカであることを知りました。
ビジネスマン感覚のトランプ大統領に
とっては無駄な拠出なのでしょうね。
閣僚にも入ったイーロンマスクは、
トランプ大統領が協定を結んだ
自分のライバルでもあるオープンAIの
アルトマンCEO、オラルクのエリソン会長、
SoftBankグループの孫正義会長
への批判を強めています。
自己主張の塊のお二人は
仲良くやっていけなさそうです。