日光を避けると乳がんリスクが高くなる

太陽の光は人間にとって非常に重要です。太陽の恵みは恩恵をもたらします。しかし、近年は、特に女性の間では日光は有害なもののように扱われてしまっています。

以前の記事「日光を避けると死亡リスクが高くなる」で書いたように、日光を避けると死亡リスクは高くなります。

女性の間では乳がんが増加しています。日光曝露と乳がんの関連はどうなのでしょうか?

まずは、職業上太陽の光を浴びる、屋外の就労による紫外線曝露量と乳がんの関連を調べた研究です。(ここ参照)70歳未満の女性38,375人が原発性乳がんと診断され、対照群として、対象症例と同年に生まれ、診断時に生存し乳がんを発症していない女性5人を無作為に抽出しました。

50歳以降では、紫外線曝露期間の長さが20年以上だと乳がんの可能性は0.83倍、累積曝露量の最大値で0.89倍でした。

別の研究を見てみましょう。(ここ参照)これは10~20歳という若い頃の日光への曝露時間と乳がんの関連を調べています。青年期(10~20歳)、若年成人期(20~30歳)、30歳以降、および生涯曝露量について、夏季と冬季それぞれのデータを収集しました。

その結果、青年期における日光浴時間が1時間増えるごとに、乳がんの可能性が有意に低下し、特に冬季の日光浴では、1時間の増加ごとに16%の低下、夏季では11%の低下でした。一方、30歳以降の日光浴については、乳がんリとの有意な関連は観察されません。しかし、生涯を通じた日光浴時間については、1日あたり1時間の増加ごとに、冬季では16%、夏季では9%の低下が認められました。若いころから日光を浴びることは重要ですね。

もう一つ、13件の研究のメタアナリシスを見てみましょう。(ここ参照、図もここより)

上の図は、夏季に1日あたり1時間以上日光を浴びる女性と、生涯または通常の成人期に1日あたり1時間未満しか日光を浴びない女性を比較したものです。1時間以上日光を浴びる女性は1時間未満の女性よりも乳がんリスクは0.84倍でした。

上の図は日光曝露が1時間未満の女性と比較して、1~2時間の女性、2時間以上の女性の乳がんリスクです。1~2時間の女性で0.83倍、2時間以上でも0.83倍になりました。

現在、太陽を忌み嫌うような情報が溢れ、糖質過剰摂取が推奨されてしまっています。乳がんにならないように、まずは太陽を小さなころから浴び、糖質制限をしましょう。

4 thoughts on “日光を避けると乳がんリスクが高くなる

  1. 日光(紫外線)を異常なほど避けて夏でも全身覆う様なスタイルが一般的になって久しいですが
    それに伴って実際に乳癌減っているのか、
    逆にポピュラーな疾患になってきてしまっているような印象もあります。

  2. コメント失礼いたします。表題とはまるで関係のない質問で恐縮です。私の義兄が頚椎後縦靭帯骨化症(OPLL)と診断を受けました。これも糖質過剰症候群でしょうか?また今から糖質制限を始めて改善するものでしょうか?ご存知ならば教えてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です