ノーベル賞を受賞した本庶佑京都大特別教授が今回の発明に対する特許の対価の上乗せを求めていますが、どうやらうまくいっていないようです。 (元の記事はここ) 小野薬品が本庶氏との対価上乗せ交渉を断念 5/22(水) 産経
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熱い飲み物が好きな方は食道がんにご用心
お茶などのホットドリンクで、「熱い」飲み物が好きな方もいるでしょう。しかし、非常に熱い飲食物は体が温まる気持ちになる一方で、その温度で火傷を誘発する可能性があります。口の通り道である食道は、まともにその温度の影響を受ける
砂糖入り飲料と人工甘味料入り飲料の死亡リスクは?
スポーツドリンク、ジュースのような砂糖たっぷりの飲料を頻繁に摂取すると、肥満や糖尿病のリスク増加だけではなく、全原因死亡のリスクや心血管疾患による死亡、そしてがんによる死亡リスクが高まるかもしれません。 今回の研究では女
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は胃がんのリスクを高める
以前の記事「PPI(プロトンポンプ阻害薬)は食道がんのリスクを高める」ではPPIが食道がんのリスクを高めることを書きました。では胃がんはどうでしょうか? イメージ的にはPPIは胃などの消化管潰瘍の治療薬ですし、逆流性食道
甲状腺がんとインスリン抵抗性
以前の記事「米国の若年成人における肥満関連がんの割合の急激な増加」の中で、アメリカで甲状腺がんが全ての世代で増加していることを書きました。 アメリカだけでなく、世界で増加しているのですが、その一部は恐らく超早期に発見でき
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は食道がんのリスクを高める
以前の記事「PPI(プロトンポンプ阻害薬)の暗黒面 その2」「PPI(プロトンポンプ阻害薬)は心筋梗塞のリスクを増加させるかもしれない」などで書いたように、様々な病気を起こす可能性が指摘されています。 また、食道がんには
世界中で起きている子宮頸がん発生率の異様な推移
以前の記事「日本の子宮頸がんはなぜ2000年を境に上昇を始めたのであろう?」では日本の子宮頸がんが2000年を境に急に増加し始めていることを書きました。そして、その増加の中心になっているのは比較的若い世代であり、高齢者で
米国の若年成人における肥満関連がんの割合の急激な増加
以前の記事「過体重、肥満関連のがんが40%を占める」でも書いたように、肥満関連のがんは非常に増加していると考えられています。 しかもアメリカでは現在、肥満に関連したがんが比較的若い世代に急激に増加しています。ランセットに
日本の子宮頸がんはなぜ2000年を境に上昇を始めたのであろう?
子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)によってほとんどが発症すると考えられています。私もずっとそう思っていました。しかし、本当でしょうか? 大阪大学によって今回発表された研究を見て、上で書いたような疑問が起きました
モンゴル人において乳がんの発生率が非常に低いのはなぜなんだろう?
乳がんはエストロゲンなどのホルモンとの関連が非常に強く、初潮の年齢が若い人や閉経が遅い人、出産経験がないことなどによりリスクが高くなると考えられています。 年齢標準化された乳がん発生率(2008年)では、モンゴルで8.0