「その1」「その2」の続きです。前回のその2では糖質制限で飽和脂肪酸タップリ食と不飽和脂肪酸タップリ食と普通の食事を比較していました。 今回の研究では、炭水化物を徐々に増加させ、同時に総脂肪および飽和脂肪酸を徐々に減少さ
タグ: 糖質過剰症候群
肥満医学協会と全米脂質協会による専門家の共同レビュー2024
「Obesity, dyslipidemia, and cardiovascular disease: A joint expert review from the Obesity Medicine Associatio
LDLコレステロールが低くVLDLコレステロールが高い方が心血管疾患のリスクが増加する
LDLコレステロールが低ければ低いほど良いと思っている人は後を絶ちません。洗脳が深く、コレステロールは悪としか思わないのでしょう。そのことが不必要な薬やサプリに簡単に誘導されることにつながります。 今回の研究では、40歳
双極性障害と統合失調症における糖質制限の効果
精神疾患の多くは糖質過剰症候群だと考えています。精神的健康と代謝的健康はつながっています。代謝を改善せずに、薬で何とかしようとすると、抜け出せなくなるかもしれません。 今回の研究では、ケトン食を統合失調症または双極性障害
不眠も糖質過剰症候群
糖質制限の効果は様々なものがありますが、睡眠に対する効果もよく言われていますね。寝つきが良くなった、睡眠の質が良くなったなど。逆に不眠は、糖質過剰摂取による脳の炎症が要因になっていると思っています。よく不眠症だとメタボリ
腎臓結石、尿管結石も糖質過剰症候群 その3 尿のpH
尿路結石の要因の一つで重要なのが、尿のpHの低下、つまり尿が酸性化することであると言われています。 では、糖質過剰摂取だと尿は酸性化するのでしょうか?糖質過剰症候群の代表である肥満との関連を見てみましょう。 今回の研究で
糖質過剰摂取と心房細動
心房細動は臨床でよく遭遇する不整脈です。以前の記事「低炭水化物食と心房細動発症のリスク」で書いたように、低炭水化物食で心房細動のリスクが上がるなんていう研究は非常に問題があるものです。実際には低炭水化物でもないんでもない
糖質制限は甲状腺ホルモンの変化を起こす
糖質制限をすると、当然代謝が変化するので、様々な数値の変化が認められます。その中で甲状腺のT3の変化も起こります。(「糖質制限のときの甲状腺ホルモン低下(低T3症候群)」「糖質制限でLDLコレステロールが上昇しやすい人は