LDLコレステロールが非常に低いと全原因死亡リスクが高い

病気になることはもちろん望むことではありませんが、究極的にはどんな原因であれ死亡するかどうかが重要です。新型コロナウイルスに感染しなくても、脳卒中で死ぬかもしれません。心筋梗塞にならなくても、がんで死ぬかもしれません。そ

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スタチンの心毒性

長期のスタチンの使用は心不全を起こすことがあります。つまり副作用、医原性です。スタチンはコエンザイムQ10(CoQ10)の低下を起こし、ミトコンドリアのエネルギー産生を障害するからです。 今回の研究では、特定の原因がない

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TyGインデックスと心筋梗塞

これまで何度か取り上げているTyGインデックスですが、血糖値と中性脂肪値によって計算し、リスク評価に使えます。(「中性脂肪値と血糖値からわかるTyGインデックスと動脈硬化」参照) 計算したい方は「中性脂肪値と血糖値だけで

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アメリカ心臓病学会は中性脂肪を減らすためのライフスタイル介入として糖質制限を提唱 その1

またアメリカは糖質制限を推奨する動きが強まりました。以前の記事「アメリカ糖尿病学会が出した歴史的なコンセンサスレポート 糖質制限を推進!」で書いたようにアメリカの糖尿病学会が糖質制限を認めたのに続いて、今度は心臓病学会で

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糖質制限と血中の脂質の変化

いまだに多くの人が脂質摂取が体脂肪の増加および心血管疾患のリスクの原因だと思っています。しかも医師ですら同様です。中性脂肪を下げるためには脂質摂取を減少させる必要があるのでしょうか? 低脂肪食と糖質制限食を比較すると、こ

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代謝的に健康な肥満の人は本当に健康?

肥満であっても血液検査上、問題ない方もいます。糖尿病であっても、薬である程度空腹時血糖値やHbA1cが落ち着いて、その他の数値も問題なければ、肥満のままでいる人もいます。 代謝的に健康な肥満というのは、本当に健康なのでし

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高齢者ではコレステロールが急に低下してきたら寿命が近いかもしれない

心血管疾患はコレステロールが高いとリスクが増加すると一般的には考えられています。80歳以上になってもスタチンを投与されてしまっている高齢者も多いと思います。高齢者では心血管疾患の頻度も増加するでしょう。しかし、様々な研究

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