週に3個以上の卵が心臓に悪い、コレステロール摂取量の増加は心臓に悪いという研究がまた出てきました。しかも一流医学雑誌JAMAに出ました。 週に3個以上の卵を摂取、心疾患のリスク増大か 米研究 3/18(月) Yahooニ
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レムナントコレステロールかLDLコレステロールか?
LDLコレステロール値は心血管疾患のリスク因子とまだ考えている人がいると思います。しかし、研究によっては関連しているという結果になり、他の研究では関連性が認められないとなります。どちらが正しいかは答えは出ていません。しか
糖質制限食 対 低脂肪食
糖質制限食(低炭水化物食)と低脂肪食での、体重および心血管危険因子に対する影響を分析したランダム化比較試験のメタアナリシスがあります。さあ、どちらが勝つのでしょうか?(図は原文より) 上の図は糖質制限食と低脂肪食とで様々
もしもLDLコレステロールが高いことがアテローム性動脈硬化症の原因だという仮説が正しいとするならば…? その3
LDLコレステロール減少の割合とアテローム体積の変化の比較した研究があります。プラバスタチンと比較してアトルバスタチンの方がアテローム性動脈硬化症の進行をより抑制できるというのです。(図は原文より) LDLコレステロール
慢性心不全では低コレステロールの方が死亡率が高い
慢性心不全の予後というのは非常に多因子性だと考えられますが、コレステロールが悪者に思っている人にとっては、高コレステロールも心不全にとって悪いのではないかと考えてしまうでしょう。 慢性心不全の人とコレステロールの関連はど
もしもLDLコレステロールが高いことがアテローム性動脈硬化症の原因だという仮説が正しいとするならば…? その2
もしも、LDLコレストロールが高くなることがアテローム性動脈硬化症の原因だという仮説が正しいと考えるならば、非常に疑問があります。 もしこの仮説が正しいのであれば、LDLコレステロール値が高くなるとアテローム性動脈硬化症
スタチンではないコレステロールを低下させる薬ゼチーアの効果はこんなもの?
エゼチミブという下を噛みそうな名前のコレステロール低下薬であるゼチーアですが、スタチンと違い、小腸において胆汁性および食事性のコレステロール吸収を大きく阻害する薬です。これによりLDLコレステロールは低下します。 以前の
血糖値スパイクは冠動脈のプラークを不安定にするかもしれない
スタチンを飲んでいるにもかかわらず、多くの人は冠動脈疾患のリスクが減少しません。実際にはスタチンの使用している人の冠動脈の状態は血糖値スパイクに大きな影響を受ける可能性があります。 今回の研究では、経皮的冠動脈形成術(P
100歳以上の高齢者では医学的な心血管危険因子から見ると不健康?
人生100年時代と言われます。100歳以上でも生きている高齢者は健康なのでしょうか?健康とは何なのでしょうか? 医学が決めた健康的である、ということを見直さなければならないかもしれません。 今回の研究はイタリアの南部の1
慢性腎臓病とコレステロールと死亡率
慢性腎臓病を有している人では心血管イベントの発症率が高く、ステージが上がるにつれリスクが高くなります。 (図はこの論文より) 上の図は横軸がGFRであり、ステージで言えば、左からステージ1+2、一番右がステージ5です。明