多くの医師はLDLコレステロールが高いと、患者にそれを指摘し、薬を飲むように促し、それに従わないと心血管疾患になったり、死んでしまうと脅します。 しかし、HDLコレステロールが低くても指摘されないことが多いのではないでし
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糖尿病薬?やせ薬?GLP-1受容体作動薬の副作用 その12 精神科的有害事象
GLP-1受容体作動薬の副作用シリーズも「その12」になりました。「その11」ではうつ病、不安、自殺行動のリスクについて書きましたが、今回はそれ以外での精神科的な有害事象についてです。 今回の研究では、FDA有害事象報告
味噌汁1日2杯以上で口腔・咽頭・食道がんリスク増というくだらない研究
大学の公衆衛生の先生は、論文を書くことが仕事なのか、ほとんど役に立たないような研究を発表することが多いですね。しかし、このような論文が世に放たれると、独り歩きを始め、いつの間にか多くの人たちが信じてしまいます。 今回の研
中年患者へのスタチン使用は白内障リスクを上昇させる
スタチンは非常に多くの副作用があり、最大のマッチポンプ薬の一つです。スタチンの使用が白内障の発症リスクを増加させる可能性があります。 今回の研究では、日本の健康診断データで脂質異常症724,200人をスタチン非使用群とス
高血圧の薬で血圧を下げられた高齢者は死亡率が高い
以前の記事「降圧剤の処方中止は心臓発作や脳卒中の入院と関連しない」でも書いたように、日本高血圧学会は高齢者の血圧をもっと下げようとしています。(記事はここ) 動脈硬化の進んだ高齢者の血圧を下げすぎると危険です。 今回の研
抗肥満薬治療における投薬中止後の体重の推移
GLP-1受容体作動薬を使ったダイエットを行っているクリニックはボロ儲けでしょうね。体重は減少するかもしれませんが、痩せた状態を維持するには薬がやめられません。まさに薬漬け状態、薬物依存状態です。 それにしても、薬を使っ
急性心筋梗塞でLDLコレステロールが低いと退院後の長期の心血管イベントが増加する
LDLコレステロールは低ければ低いほど良い、って思っている人もいるかもしれませんが、ウソであることは様々な研究でわかっています。でも、それを認めたら、専門家たちは大変なことになるので、ずっと変わらず、LDLコレステロール
SGLT2阻害薬の下肢切断リスクは恐らくあるでしょう
糖尿病の薬、SGLT2阻害薬は良いことばかりが強調されています。もちろん、これまでの他の糖尿病薬と比較すると良いのかもしれません。しかし、リスクについてはあまり目にしません。一時期のスタチンのような感じがして、気持ち悪い
抗不安薬、睡眠薬、鎮静薬、抗うつ薬は筋萎縮性側索硬化症リスクを増加させる
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、手足や喉などの筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。進行すると飲み込みや呼吸すらできなくなっていきます。 この病気のリスクを増加させる薬として、スタチンが大きく
医療によるLDLコレステロール攻撃の次の標的はLp(a)
血清リポタンパク(a)、Lp(a)はLDLコレステロールよりもさらに悪玉で、悪玉度は、Lp(a) 1粒子当たりのアテローム促進性は、LDLの6倍以上とする報告もあるそうです。(ここ参照) 専門医は、強力なLDL低下療法を