HbA1cは過去1~2か月くらいの平均血糖値と考えられており、たとえそれが高くなくても、その中身、つまり血糖値の変動はわかりません。非常に高血糖と低血糖の波を繰り返しているかもしれません。その場合、1,5-AGという検査
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空腹時血糖値が10mg/dL増加するごとに、すい臓がんの発生率は14%増加する
すい臓がんは年々増加傾向にあり、しかも非常に生存率の低いがんです。5年生存率は8.5%(男性8.9%、女性8.1%)で、手術できた場合でも、5年生存率は10-30%くらいです。転移はないが手術できない場合の1年生存率は3
ケトン食は乳がんの腫瘍を小さくする
以前の記事「術前の糖質を含んだ水分は止めるべきかもしれない その1」「その2」「その3」「その4」では、術前の糖質を含んだ水分補給で得られるメリットはほとんどないのに、もしかしたら乳がんの予後を悪化させる可能性があること
術前の糖質を含んだ水分は止めるべきかもしれない その4 乳がんの予後2
「術前の糖質を含んだ水分は止めるべきかもしれない その3 乳がんの予後1」では、術前の糖質を含んだ水分補給が乳がん患者の予後に大きな影響を与える可能性があることを書きました。 しかし、本当にそんな数時間というレベルの糖質
術前の糖質を含んだ水分は止めるべきかもしれない その3 乳がんの予後1
「術前の糖質を含んだ水分は止めるべきかもしれない その1」「その2」に続いて、今回乳がんの予後に術前の糖質を含んだ水分補給がどれほど大きな影響を与えるかについてです。 たった数時間の術前の飲食が大きな意味を持つ可能性があ
術前の糖質を含んだ水分は止めるべきかもしれない その2 糖質はがんの予後を悪くする
「術前の糖質を含んだ水分は止めるべきかもしれない その1」で書いたように、術前に糖質を含んだ水分補給が大きなメリットがあるとは思えません。そして、デメリットを考えてみましょう。 周術期(手術前後の期間)は数日から数週間で
果物および野菜の摂取と乳がん
以前の記事「糖質(炭水化物)の種類と乳がん」では、様々な糖質と乳がん死亡のリスクを書きました。今回は果物や野菜と乳がん診断後の死亡率との関連についてです。 なお、糖質と乳がんの記事と同様にデータがいつものように食事アンケ
糖質(炭水化物)の種類と乳がん
相変わらず、医療の現場では食欲が低下したときなど、口当たりが良いもの、何でも食べたいもの、などを食べるようにアドバイスされます。それはがんの患者さんにおいても同様です。手術後や化学療法後でもです。 高血糖はがんの増殖やが
インスリン抵抗性と乳がんのリスクとの関連
以前の記事「中性脂肪値と血糖値だけで様々な疾患のリスクを評価できる」で書いたように、TyGインデックスはインスリン抵抗性のマーカーで、この数値が高いと様々な疾患のリスクが高くなることが示されています。(測定はここから)
乳がんに対するサプリメントの有害性
普段からサプリメントを常用している人もいるでしょう。また、がんの診断や治療を機にサプリメントを始める人もいるでしょう。しかし、有効な効果を得られればいいですし、悪くてもなんの効果もないのであれば問題はありませんが、もしか