不健康なアスリート その1

運動をすれば健康になれるわけではありません。運動よりも食事が重要です。

アメリカンフットボールはポジションによって非常に大きな体を要求されるスポーツです。彼らは健康的なのでしょうか?

今回の研究の対象はアメリカの大学の1部リーグに所属する63人です。

彼らをメタボリックシンドロームの基準で考えると次のようになっていました。(図は原文より)

上の図はメタボの診断基準とアスリートがその項目に当てはまるパーセンテージです。

上から高血圧、腹部肥満、高中性脂肪、低HDLコレステロール、空腹時高血糖です。

大学生でありながら、半分以上のアスリートが高血圧になっており、約4分の1では低HDLコレステロール、空腹時高血糖を示しています。20%近くが3項目以上を満たしています。非常に不健康なアスリートと言えます。

以前の記事「「食いトレ」という名の虐待、パワハラ」で書いたように、正しい知識もない指導者や先輩が無理やりにドンブリ飯を何杯も食べさせるのは、ただの虐待であり、パワハラです。病気になってしまいます。

アメフトなどのような体重を要求される競技だけでなく、多くの人が、体を作るためであったり、体の回復のために糖質をたっぷり摂ることが必要なことだと勘違いしています。

運動習慣があっても、インスリン抵抗性が必ずしも低下するわけではありません。(「運動は必ずしもインスリン抵抗性を低下させない」参照)

AGEたっぷりの体は故障しやすくなる可能性が高くなります。

「食いトレ」は今すぐ廃止を!

「Identification of Cardiometabolic Risk Among Collegiate Football Players」

「大学フットボール選手の心代謝リスクの同定」(原文はここ