糖質制限をするとLDLコレステロールと共に遊離脂肪酸も増加します。恐らく糖質をエネルギーにしないので、常にエネルギー源である脂肪酸を循環させているのではないかと思います。 今回の研究では32人の健康な(?)肥満の人(平均
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糖質制限による極端なLDLコレステロール上昇
昨日2023年8月27日、北海道マラソンが行われました。いやー、暑かった!スタートの8時30分の時点で、気温29.2度、湿度78%、その後最高気温は30度を超えました。レース前日は35度以上になったことを考えると、少しは
コレステロールにはパラドックスがいっぱい
またまたパラドックスです。脂質異常症は一般的には心血管疾患のリスク因子と考えられていますが、死亡率はどうなっているのでしょうか? 今回の研究では平均59.7歳の男性1,479人を対象としたものです。そのうち779人 (5
ドライアイとスタチンと糖質過剰摂取
スタチンには様々な副作用があります。当たり前です。人間に必須の代謝の一部を止める薬なんですから。 今回の研究では、ドライアイとスタチンの関連を分析しています。 スタチンによりドライアイ疾患になる可能性は次の表のとおりです
有酸素運動はメタボリックシンドロームのHDLの機能を改善する
HDLコレステロールはいわゆる「善玉」と言われています。もちろんその一方で「悪玉」はLDLコレステロールです。しかし、コレステロールはどちらも同じですし、悪いものでは決してありません。コレステロールを運ぶHDL、LDLな
薬で検査データを変えるだけでは健康にはなれない
数字合わせをしても健康になるわけではありません。検査データは様々な疾患の発症や状態を推測でき、非常に有用ではありますが、データだけ良くしても疾患が改善するとは限りません。 今回の研究ではペマフィブラート(商品名パルモディ
食事による脂質および飽和脂肪酸の摂取量が多いほど心血管疾患のリスク因子が低下する
フラミンガム研究という有名な研究があります。それは1948年当時アメリカ人の死亡原因の1位であった心血管疾患の原因を探るために、フラミンガムという町において、そこに住む健康な男女5209人を対象として長期の疫学研究を行っ
低LDLコレステロールと糖尿病
LDLコレステロールが低いことは健康的だと信じている人は多いでしょう。しかし、LDLコレステロールを低下させるスタチンやナイアシンは糖尿病のリスクを高めます。(「スタチン誘発性糖尿病」「ナイアシンは安全か? その1」など