みなさんはアメリカのデスバレーで行われる「BAD WATER135」というレースをご存じでしょうか?なんと217㎞を走るレースなのですが、その状況が非常に過酷です。砂漠地帯を走るので、日中の最高気温は50度近くになるので
投稿者: Dr.Shimizu
高タンパク質摂取による有害性は? その3 アスリート
前回の記事「その2」で、タンパク質摂取とmTORの活性化について書きました。その最後の方で最近若いアスリートにがんが多いのでは?ということを書きました。ただ、これは私の印象であり、最近はがんになったことを公表する人が増え
運動はがんのリスクを低下させる
食事は非常に重要ですが、運動も大切です。運動は健康的であり、余暇の時間の活動、運動は死亡率やがんのリスクを低下させると考えられています。 今回の研究では、その運動とがんのリスクの関係を分析しています。余暇の身体活動の最も
高タンパク質摂取による有害性は? その2
人間だけでなく、生物には寿命があります。寿命を全うする前に老化というものがあります。老化の前には成長というものがあります。つまり、人間は生まれた後、成長し、老化し、死ぬのです。 成長の延長線上に老化というものがあります。
高タンパク質摂取による有害性は? その1
良いことずくめの高タンパク質摂取と思っていますが、糖尿病の人では少し注意が必要かもしれません。 「タンパク質はインスリン分泌を増加させるが、健康な人と糖尿病の人ではかなりの差がある」で書いたように、2型糖尿病の人ではタン
脊椎の手術を受ける前に
先日、芸人の方が手術後のストレスが要因でうつ病を発症したとして休養されました。発表によると、「昨年6月末、頚椎椎間板ヘルニアの手術を受け、継続的な内服の必要があるため、同年7月10日から10日間の休養を取っていた。手術の
肥満と様々な疾患の関連
肥満は最も一般的な糖質過剰症候群の病態です。BMIが高いことは様々な疾患と関連していることはこれまでも多く指摘されています。因果関係を示すには観察研究では交絡因子が多く、なかなか難しいと考えられています。そこで、メンデル
糖質制限をしても中性脂肪値が低下しない原因の一つはアルコールである
糖質制限をするとほとんどの人が劇的に中性脂肪値が低下します。しかし、ときに中性脂肪値がそれほど低下しなかったり、上昇する人もいるかもしれません。そのような場合に考えられる大きな原因の一つは、恐らくアルコールでしょう。 糖
タンパク質摂取に対する根拠無き理想値 その2
前回の記事「タンパク質摂取に対する根拠無き理想値 その1」で私は食事でタンパク質を2~3g/kg摂っていると書きましたが、糖質制限をしていれば単純に計算しても、ほとんどの人がそれくらいの量になります。1日の摂取エネルギー
糖質制限中に肉を食べると早死にする?
またもや同じネタで糖質制限反対を唱え始めました。糖質制限反対というか、赤肉反対でしょう。文集オンラインに出た記事は 「糖質制限ダイエット中に肉を食べると早死にする!? ハーバード大が衝撃の研究を発表 「炭水化物でなければ