動かいないことは動物の世界では死を意味します。動かず生きていけるのは人間だけでしょう。なぜか一部の現代の人間は動かないことが当たり前になってしまっています。使わない機能はどんどん衰えます。筋肉は負荷をかけなければ必要ない
カテゴリー: 食事
献血頻度によるフェリチンと血管機能
鉄は非常に重要です。鉄欠乏は確かによくありません。日本人、特に若い日本人の女性の鉄は非常に少ないことが多く、また日本の食事の鉄含有量が少ないのか、フェリチンが欧米ほど高くないことを指摘する人もいます。フェリチン値は低いと
低炭水化物食とインターミッテントファスティングの効果
糖質制限とインターミッテントファスティングというタイトルにしたかったのですが、今回の研究は我々のレベルの糖質制限ではありません。中途半端な糖質制限で、いわゆるロカボレベルです。低炭水化物食とインターミッテントファスティン
冠動脈CTにおける無症候性アテローム性動脈硬化症の程度とスタチンの影響
人間の体は進化の過程で様々なメカニズムが確立してきました。そのメカニズムが狂うを症状や病気を発症しやすくなります。そのメカニズムを狂わせているものの一つは間違った食事です。しかし、もう一つ重要なものがあります。それは薬剤
最近LDLコレステロールからLp(a)およびApoBにシフトしてきている その3
「その1」「その2」の続きです。 心血管疾患の予防、リスク軽減には肥満を改善することは重要だと思います。Lp(a)に関しては食事制限、体重減少とどのように関連しているでしょう。 今回の研究では2型糖尿病のある人とない人両
アントニオ猪木さんを偲んで
元気ですかー!元気があれば何でもできる。 アントニオ猪木さんが2022年10月1日、心不全で79歳で亡くなりました。(記事はここ)ご冥福をお祈りいたします。 私が小学生のころプロレスは全盛期でした。毎週ゴールデンタイムに
安静時心拍数はがん死亡率と関連する
あなたの安静時心拍数はどれくらいでしょうか?安静時の心拍数は健康、疾患の指標になります。当然、心拍数が高いと疾患のリスクが高くなります。 今回の研究は、安静時心拍数とガンの死亡率のメタアナリシスです。 22の研究がシステ
10日間の断食でどうなる?
人類は飢餓との戦いをしてきたので、絶食時間が長くなってもそれに対応できるように進化してきました。様々な疾患は、人類の初期設定に合わないようなものを食べたり、頻回の食事をしたり、一部のものを食べ過ぎたり、など食事の誤りによ
カルシウムサプリは骨には行かず血管を石灰化させるかもしれない
骨と言えばカルシウム。骨粗しょう症の予防、改善にカルシウムをたっぷり摂りましょう。これを本気にしてカルシウムサプリを摂っている人、特に閉経後の女性はいるでしょう。しかし、カルシウムをたくさん摂っても骨密度に与える影響はわ
最近LDLコレステロールからLp(a)およびApoBにシフトしてきている その2
循環器領域の専門家はますます過激になっているようにも見えます。LDL、そのものを毒物扱いをする人まで現れました。 “It’s not really about statins any more, it’s about L