アメリカの現在の食事ガイドラインでは、「ounce-equivalent」(oz-eq)「オンス相当(?)オンス当量(?)」という変な考え方が用いられています。(「アメリカ人のための食事ガイドラインはなんか変だ」参照)
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子供へのPPI(プロトンポンプ阻害薬)は感染リスクを増加させる
PPI(プロトンポンプ阻害薬)のネキシウムには日本でも小児への適応があります。なんと1歳以上です。大丈夫なの?と思ってしまいます。人間にとって胃酸分泌は初期設定であり、重要なメカニズムです。それに小さなころから逆らってし
糖尿病でも前糖尿病より正常を目指そう
糖尿病のHbA1cは6.5以上であり、前糖尿病(糖尿病予備群)は6以上6.5未満です。5.6以上6未満は正常高値と言われているものです。HbA1cだけで糖尿病の診断はできませんが、できれば、もちろんですが5.6未満が望ま
いくつかの糖尿病の薬はすい臓がんのリスクを高める
がんは糖質過剰症候群であり、糖質はがんのエサです。糖尿病は糖質過剰摂取により高血糖、高インスリン血症を起こします。そうすると、糖尿病の薬ががんのリスクに影響を与える可能性は十分にあります。 今回の研究では4種類の糖尿病薬
また変な研究 日本人の炭水化物と脂肪の摂取量と死亡リスク
バランスの良い食事が健康的だというエビデンスはありません。でもどうしてもそう願ってやまない人たちがいて、糖質制限などを批判したいようです。 今回の研究では日本人を対象に、炭水化物および脂質の摂取量と死亡リスクとの関連につ
2型糖尿病の寛解には薬ではなく糖質制限
一般的には糖尿病は進行性の病気で、薬剤による治療も必要で、そのうちどんどん薬が増えて、さらに悪化してしまえばインスリンの注射が必要になると思われているでしょう。また、一度なってしまうと一生の病気だとも思われているでしょう
糖質制限による極端なLDLコレステロール上昇
昨日2023年8月27日、北海道マラソンが行われました。いやー、暑かった!スタートの8時30分の時点で、気温29.2度、湿度78%、その後最高気温は30度を超えました。レース前日は35度以上になったことを考えると、少しは
体重とインスリン減少が動脈硬化に及ぼす影響
一般的にはアテローム性動脈硬化症の原因は飽和脂肪酸やコレステロールだと思わされています。 体重やインスリン分泌を減少させると動脈硬化はどうなるでしょうか? 25~45歳(平均年齢37.9歳)で、身体活動が不活発でクラスI
GLP-1受容体作動薬にSGLT2阻害薬を加えたら1年後どうなる?
GLP-1受容体作動薬のリラグルチドにSGLT2阻害薬のルセオグリフロジンを加えたら、どれほどの効果があるでしょうか? 今回の研究では、そんなことを日本人の2型糖尿病の人に52週間行いました。対象はリラグルチド単剤療法を
メタボリックシンドロームで減量後に体重を戻すと動脈硬化がさらに悪化する
メタボリックシンドローム、肥満の人では減量のために、安易にエネルギー(カロリー)制限をしてしまう人も多いでしょう。エネルギー制限をしてしまうと長く続かず、結局は断念して食事が元に戻りリバウンドしてしまいます。 減量後に体