LDLコレステロールが上昇すると多くの医師はスタチンを強力に勧めてきますが、スタチンに糖尿病のリスクを増加させる副作用があることを説明する医師はほとんどいないでしょう。 以前の記事「スタチンの使用は、はっきりとした糖尿病
カテゴリー: 糖質過剰症候群
高血圧、耐糖能障害、肥満の3つを抱える人に対する糖質制限とDASH食の比較
糖質過剰摂取による糖質過剰症候群のオンパレードの人、つまり高血圧と前糖尿病または2型糖尿病と、過体重または肥満の3つを抱えている人はどんどん増加しているでしょう。原因は糖質過剰摂取であるので、それを取り除くことが第一であ
糖質摂取はLDLコレステロールを低下させる その2
以前の記事「その1」では、インスリンとLDLコレステロールについて書きました。今回はその続きです。 その前に甲状腺ホルモンのT3の話からです。糖質制限をすると、甲状腺のT3が低下します。よく甲状腺機能低下症と間違われるこ
ポリオール経路は認知症にも関連
アルツハイマー病は3型糖尿病です。糖質過剰症候群です。 今回の研究では、アルツハイマー病9人と対照の9人で死後の脳の状態を比較しました。 平均年齢はどちらの群も70歳です。脳重量の中央値は、アルツハイマー病で1062g、
頸動脈プラークに関係するのはLp(a)よりも血糖値
一般的には心血管系の専門家の間ではLp(a)はアテローム性動脈硬化症の危険因子とされています。しかし、恐らくはLDLコレステロールと同様に本当は大して関係ないと思われます。 以前の記事「最近LDLコレステロールからLp(
中性脂肪/HDLコレステロール比と腎機能の低下
腎機能の低下は多因子性ではあるでしょうが、一番の原因は糖質過剰摂取でしょう。タンパク質や塩分の過剰摂取で腎臓の負担が蓄積し、腎機能が低下すると言っている人もいまだにいると思いますが、恐らくウソです。 今回の研究では中性脂
LDLコレステロール高い方が心筋梗塞後の死亡率が低いのですが・・・
LDLコレステロールが低い方が心臓に良いに決まっている、と思い込んでいる人もいるでしょう。低ければ低いほど心臓を守ってくれると信じている人がいるでしょう。この洗脳は非常に深く深刻です。 今回の研究では、急性心筋梗塞または
血栓症と高血糖および糖尿病 その2
以前の記事「血栓症と高血糖および糖尿病 その1」の続きです。多くの人は空腹時のインスリン値なんて測定したこともないでしょう。 血糖値が正常だからと安心していませんか?その血糖値はインスリン分泌の増加によってもたらされてい
スタチンは糖尿病を誘発する可能性がある
スタチンはLDLコレステロールを低下させます。LDLコレステロールの増加が心血管疾患の原因だと思い込まされている人が医師を含めて多いので、LDLコレステロール値を多くの人が気にします。 現在の医療の世界ではコレステロール
酸化HDLおよび酸化LDLと糖質過剰症候群
糖尿病や糖質過剰摂取では酸化ストレスが増加します。そして、それにより血中の脂質であるHDL、LDLも酸化します。 10代の若者でも肥満や糖尿病に伴う酸化HDLや酸化LDLは増加しているのでしょうか? 今回の研究では11~