高齢者で既往もないのに、LDLコレステロール値が高いという理由だけでスタチンを投与されている人が非常に多いでしょう。本人もコレステロールは悪玉だと洗脳されているので、何の疑いもなく、ずっと飲み続けています。 今回の研究で
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Lp(a)は本当に超悪玉? 結局心血管リスク因子にはなり得ないかも
LDLコレステロールの次に脅しに使われそうなリポタンパク質(a)(Lp(a))ですが、本当に心血管リスクを増加させるのでしょうか? 今回の研究では、ウエストヒップ比(WHR)などの肥満指標がLp(a)と動脈硬化性心血管疾
GLP-1受容体作動薬は医療のサブスクリプション
GLP-1受容体作動薬の使用は急増しているようですが、この薬は医療のサブスクの代表です。使用している間だけ、体重が減り、心臓代謝パラメータの数値が改善しているかのように見えます。しかし、薬を止めれば、その権利は失われます
LDLコレステロール値が低いほど2型糖尿病のリスクが増加する
LDLコレステロール値と糖尿病は実はリンクしています。 今回の研究では、イタリアのナポリ地方保健局のCOMEGENデータベースというデータベースを利用しています。202,545人の患者の匿名化された電子カルテを分析し、事
HDLコレステロールが高いとがん患者の死亡や再発リスクが低下する
医師たちは必死にLDLコレステロールを下げたがります。脂質代謝のうち、まともにコントロールができる唯一のものだからでしょう。中性脂肪値を下げたり、HDLコレステロールを上げたりする有効な方法を医師たちは持っていません。(
冠動脈カルシウムの発症や進行はLDLコレステロールの質によって異なる
医師はLDLコレステロール値が高いと患者を脅しますが、LDLコレステロールの質に触れて、説明する医師は皆無でしょう。 LDLコレステロールには大きなものから小さなものまで連続性があり、その性質も違います。大きなふわふわし
毎日のコーヒーは心房細動リスクを低下させる
カフェインは交感神経系を刺激するので、なんとなく不整脈の心房細動を増やしそうですよね。でも、実際には反対のようです。 今回の研究では、持続性心房細動または心房細動の既往がある心房粗動患者を対象に、カフェイン入りコーヒー摂
頸動脈アテローム性動脈硬化症の決定要因としての内臓脂肪と肝臓脂肪
頸動脈アテローム性動脈硬化症って、冠動脈疾患と同様に、高コレステロールが原因と考えている人が多いでしょう。 今回の研究では、カナダ健康な心臓と心の同盟(CAHHM)コホート研究の参加者 6760人(平均年齢57.1歳)と
排便頻度とパーキンソン病の将来のリスク
みなさんは便秘ではないでしょうか?私は快便です。以前、糖質過剰摂取時代は、便秘ではなく、ちょくちょく下痢をしていましたが、糖質制限をして、本当に良いうんこが毎日出ています。 便秘について、それほど気にしていない人もいるか
本当にLDLコレステロールが低いほど良いのであれば、PCSK9阻害剤はなぜここまで効果が少ないのであろう?
LDLコレステロール値が低ければ低い方が本当に健康的なのであれば、非常に強い薬でLDLコレステロールを劇的に下げれば、心血管疾患が激減し、死亡率も非常に低下するはずです。 LDLコレステロールを下げる薬でよく使われるスタ