昨日コメントをいただきました。 ドクターシミズ氏の言われてる事は、特に生活習慣病について、要するに現在の医学の常識として専門医が言っている事は、真実とは異なる場合が多い、という事だと思われますが、それでは、仮にドクターシ
カテゴリー: コレステロール
胆石も糖質過剰症候群である その1
日本人の胆石の保有率は5%程度とされています。欧米では20%前後と民族、人種によって差があるようです。胆石はコレステロール胆石が最も多いことから、予防には脂っこいものを食べ過ぎないことを専門医は推奨しています。本当でしょ
アメリカの若者の5分の1から4分の1はすでに糖尿病予備軍となっている
糖尿病予備軍は当然将来的に2型糖尿病、慢性腎臓病や心血管疾患などを発症するリスクが高くなります。アメリカの若者の2型糖尿病の有病率はどんどん増加しています。ではどのくらい糖尿病予備軍がいるのでしょうか? 今回の研究では青
家族性高コレステロール血症から考える 高LDLコレステロールは心血管疾患の原因ではない その7 LDLよりもリスク因子として重要なもの
「家族性高コレステロール血症から考える 高LDLコレステロールは心血管疾患の原因ではない」シリーズの久々の記事です。これまで「その1」~「その6」まで書きました。 家族性高コレステロール血症(FH)という疾患は、遺伝的に
アボカドは小さな危険なLDLや酸化LDLを低下させる
みなさんはアボカドを食べますか?アボカドは果物であるのに、糖質をほとんど含んでいません。そのかわり脂質たっぷりです。 アボカドの栄養成分は1個(140g)当たり、エネルギー262kcal、タンパク質3.5g、脂質26.1
職場の砂糖入り飲料販売を禁止してみたら?
職場で砂糖入りの飲み物を手に入れることができるのは珍しくはないでしょう。病院ですら、大量の砂糖入り飲料を販売しているのですから。では、職場の砂糖入り飲料を販売禁止にしたらどうなるか?今回の研究ではそれをやってみたそうです
食べる順番ダイエットの効果は?
先日、次のような記事が出ていました。「食べる順番で重点指導、体重減少に効果」(その記事はここ) いわゆる食べる順番ダイエットで、食べる順番の食事療法は食後の高血糖や体重増加を防ぐ方法として考えられています。その理論は、炭
冠動脈疾患のリスクはインスリン抵抗性が最も重要
中性脂肪が高かったり、HDLコレステロールが低かったりすることは、心血管疾患のリスクを増加させると考えられています。中性脂肪/HDLコレステロール比の上昇はLDLを小さな危険なsdLDLに変化させる可能性を高くします。(
乳がんに対するケトン食の効果
糖質はがんのエサです。しかし、通常の病院での食事は糖質過剰の食事です。糖質を抑える気はありません。それどころか元気を付けるために食べられるものは食べて良いというスタンスのことも多いでしょう。がんに対しケトン食なんて考えて
なぜ日本だけがくも膜下出血が増えているのであろう?
今回の研究を読む前は、くも膜下出血も糖質過剰症候群ではないかと考えていました。それは脳動脈瘤の発生に炎症が強く関係していることや、血管のグリコカリックスも関係していると考えられるからです。また日本のデータでは肥満との関連