がんもメタボリックシンドロームも糖質過剰症候群です。だからメタボの人ががんのリスクが高くなっても不思議ではありません。 今回の研究では、メタボリックシンドロームの1回の評価だけでなく、メタボの軌跡パターンでがんのリスクが
カテゴリー: コレステロール
コレステロールとスタチンとパーキンソン病のリスク
LDLコレステロールが高いと健康に良くないと洗脳されているため、何が入っているかよくわからないサプリを飲んで、逆に健康を害してしまった人が何人もいるようです。 サプリは基準や検査などが甘いので、安全基準、品質管理などが非
糖尿病の死亡リスクを下げる因子
糖尿病の人は一般の人より 2~4倍も死亡リスクが高くなっています。HbA1c、LDLコレステロール、アルブミン尿、喫煙、血圧などの要因をどの程度制御すれば、糖尿病に関連した過剰な死亡リスクを排除できるのでしょうか? 今回
腎臓結石、尿管結石も糖質過剰症候群 その1
尿路結石の中でも、尿管結石はものすごい激痛のようです。(私はなったことがありませんが)最初の結石発症から最初の5年以内の再発率は最大50%です。人間の体の中で、絶えず液体が流れているのに、塊ができるなんておかしいと思いま
スタチンは筋肉のミトコンドリア呼吸能力を徐々に低下させる
多くの人がただ単にLDLコレステロールが高いという理由でスタチンという薬を飲まされています。このスタチンは筋肉障害が高率に起きます。 今回の研究では、アトルバスタチンを80mg/日という高用量で使用した場合の、筋肉のミト
アルブミン尿は糖質過剰摂取で増加する その5 果糖そして塩分
「その1」「その2」「その3」「その4」の続きです。今回もちょっとエビデンス的には非常に弱いです。しかし、実験上で示されているメカニズムから考えて、十分に考えられる根拠だと思っています。 糖質の中でも最も猛毒は果糖です。
化膿性汗腺炎は糖質過剰症候群
慢性的に炎症を起こしているなんて、代謝や免疫が障害されているとしか思えません。そして代謝障害のほとんどは糖質過剰摂取により起こると私は考えています。 化膿性汗腺炎は慢性炎症の皮膚疾患です。糖質過剰摂取によりインスリン過剰
低炭水化物食と心房細動発症のリスク
以前の記事「コレステロールと心房細動の関係」では、コレステロールが低いと心房細動のリスクが増加することを書きました。しかし、世の中には低炭水化物食が心房細動の発症リスクを増加させると主張しているものがあります。では見てみ
塩分制限はインスリン抵抗性や炎症マーカーなどを増加させる
いまだに世の中では、低コレステロールや低脂肪が健康的と考えられているのと同様に、塩分制限も健康的と考えられています。本当に塩分制限が体に良いことであれば、様々なパラメータが良い方向に変化してもおかしくないでしょう。 今回
脳卒中における小さな危険なsdLDL
脳卒中と一括りにして言いますが、そこには脳梗塞と脳出血が含まれており、それぞれは全く違う病態に見えます。脳梗塞は血栓などがつまり、脳の虚血が起きます。脳出血は文字通り出血です。真逆に近い感じです。 今回の研究ではLDLコ