高齢者の多剤併用「ポリファーマシー」が問題になっています。高齢者に多く処方されている薬の中の1つに「眠剤(睡眠薬)」「安定剤(抗不安薬)」があります。また、比較的若い世代でも眠剤を常用している人も珍しくありません。 不眠
カテゴリー: うつ
脂肪肝と中性脂肪/HDLコレステロール比
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)はどんどん増加しています。一方、中性脂肪/HDLコレステロール比の上昇は様々なリスクを高くします。(「中性脂肪/HDLコレステロール比とうつ病」「中性脂肪/HDLコレステロール比と
中年期にいくつもの慢性疾患があると認知症リスクが高くなる
多くの疾患、特に慢性疾患と言われているものは、ほとんどは糖質過剰摂取による糖質過剰症候群です。最初に出た症状、疾患を放置してしまうとその後どんどん様々な糖質過剰症候群に襲われます。 今回の研究では、55歳~70歳の多疾患
感染症に関連する企業に翻弄されないように
私は20年以上も前に、年末年始に船でグアムやサイパンに行く子供たちに帯同する医師として船に乗りました。相当な数の小学生とグループをまとめる大学生たちがいましたが、行きの道中、ものすごい勢いで高熱を出す子供たち、大学生たち
オミクロン株は戦う相手でさえない
新型コロナウイルスが出現するまでの社会では、それが良いかどうかは別として、ちょっと鼻水が出たり、軽い咳だったり、のどがイガイガするようなレベルの風邪であれば、普通に仕事をしていました。それがたとえ医療従事者であってもです
中性脂肪/HDLコレステロール比とうつ病
うつ病も糖質過剰症候群です。インスリン抵抗性を表す中性脂肪/HDLコレステロール比(TG/HDL-C比)、空腹時血糖値、腹囲とうつ病発症の関係はどうなっているのでしょうか? 今回の研究では、抑うつ障害や不安障害の既往のな
新型コロナウイルス重症化と基礎疾患
新型コロナウイルス感染による重症化、死亡は基礎疾患があるとリスクが増加すると言われています。アメリカの悲惨な状況はこの基礎疾患を持つ人がものすごく大量に存在しているからかもしれません。 今回はアメリカの新型コロナウイルス
抗うつ薬は性欲を破壊する
最近は抗うつ薬処方に対するハードルが非常に低くなっているのではないかと思います。うつ病の原因がセロトニン仮説だけに偏ってしまい、それに対する薬が非常に多く使われています。セロトニン仮説は正しいかどうかは確かめられていませ