LDLコレステロールはいまだに「悪玉」と呼ばれ続けています。しかし、単にLDLコレステロール値が高いだけでは問題にはなりません。よく目にするのが、血管の中のLDLが内皮細胞をすり抜けて内膜に至り、そこで酸化してマクロファ
カテゴリー: 薬剤
多様性と社会のシステム
今日の話題は、実に取り留めのない話になるかもしれません。結論もなく、話が飛んでしまう可能性があります。また、ちょっと過激なまたは不愉快な内容になる可能性もあります。不愉快になったり、面白くなさそうなら読まないでください。
PPI(プロトンポンプ阻害薬)の長期使用と胃がんのリスク
以前の記事「PPI(プロトンポンプ阻害薬)はピロリ菌根絶後の胃がんのリスクを高める」で書いたように、PPIの使用は胃がんと関連しているようです。 PPIはピロリ菌と相互作用があるようです。通常、ピロリ菌は胃の幽門洞(十二
ナイアシンによる眼毒性 その2
以前の記事「ナイアシンによる眼毒性 その1」では、ナイアシンは眼の細胞の中のミューラー細胞というものを傷害し、ナイアシン黄斑症を起こす可能性があることを書きました。 緑内障についてはどうでしょうか?ナイアシンはマウスの実
ケトン体ドリンクの可能性
現在ではケトン体は非常に健康にとって有益だと考えられています。最近ではケトン体が危険だという人は見かけなくなりました。(まだどこかにいるのかな?)以前の記事「ケトン体は認知機能を改善する」ではMCTを摂取しケトン体を増加
どうして真実が通説にならないのか?
昨日コメントをいただきました。 ドクターシミズ氏の言われてる事は、特に生活習慣病について、要するに現在の医学の常識として専門医が言っている事は、真実とは異なる場合が多い、という事だと思われますが、それでは、仮にドクターシ
トラマドールはやはり麻薬
お久しぶりです。しばらくの間充電(放電?)していました。 今回は最近よくペインクリニックでも整形外科でも使われている薬の話です。 トラムセットやトラマールなどという名前で、現在トラマドールという薬が安易に処方されています
血液検査を受けるときにはビオチンのサプリメント摂取に注意
ビタミンB群のビタミンB7であるビオチンは血液検査に干渉するようです。日本人の摂取の目安量は50µg/日です。これは珍しくアメリカの推奨量の30μgよりも多いのです。 しかし、サプリメントでビオチンを含むものを摂取すると
ナイアシンによる眼毒性 その1
以前の記事「ナイアシンは安全か? その2」の最後の方で、ナイアシンによる眼に対する毒性について書きましたが、どうやらナイアシンは眼の細胞の中のミューラー細胞というものを傷害するようです。 ミューラー細胞とは網膜に特異的に
ビタミンB6による細胞死
以前の記事「大量ビタミンB6の毒性」で書いたように、大量のビタミンB6の摂取では進行性の神経障害のリスクがあります。ヨーロッパでの摂取量の上限は1日に25mgです。 オランダの医薬品とワクチンの有害反応の報告を収集して分