ケトン体と交感神経に関して、コメントを頂きました。ありがとうございました。 MCTオイルでケトン値が上昇するのは感じます。 脂質代謝が亢進しているのは、肥満で痩身のためには効果があり、アドレナリン分泌が増えていると説明
年: 2020年
高血糖や糖尿病はせん妄のリスクを高くする
高齢者は入院したり、手術を受けた後に、せん妄という、一時的な意識障害、認知機能障害を起こすことが珍しくありません。 環境の変化、入院というストレス、睡眠の状態、薬によるもの、手術後であれば麻酔薬の影響など様々な要因が考え
ココナッツオイルと中鎖脂肪酸(MCT)とケトン体
中鎖脂肪酸(MCT)は糖質制限をしていなくてもケトン体が上昇すると言われています。中鎖脂肪酸の中で最もケトン体を増加させるのは炭素数が8個(C8)のカプリル酸です。ココナッツオイルには約6~8%含まれていますが、MCTオ
塩分制限で起こる程度の血圧低下ならタンパク質摂取量を増やすことでも得られる
食塩の摂取量と血圧の関係だけが取り上げられ、塩分制限が「ヘルシー」と誤解されています。血圧に影響する栄養成分は恐らく多因子です。なので、塩分ばかり悪者にするのは非常に違和感があります。 以前の記事「WHOは極端な塩分制限
糖質制限と運動のパフォーマンスと筋肉量
いまだに糖質制限をすると、筋肉を分解しエネルギーとするために、筋肉量が減少すると思っている人もいます。もしこのことが正しいのであれば、糖質制限の中でも最も糖質量の少ないケトン食ではかなりの筋肉量喪失が起きて、運動パフォー
塩分摂取量をアンケートから推測することはかなり難しい
前回の記事「WHOは極端な塩分制限を推奨しているけれど…」で、WHOは塩分の摂取量の推奨値を決める際に、食事アンケートを用いた研究をいくつも採用して、決定していることが問題であることを書きました。塩分(ナトリウム)に限ら
WHOは極端な塩分制限を推奨しているけれど…
塩分制限に関してコメントを頂きました。ありがとうございました。 WHOは一日の塩分摂取量5グラム以下と規定していますね。この5グラム以下と言うのは、明らかに塩分制限と言っても過言ではないと思います。 なぜWHOは、こんな
ALT(GPT)の上限値は現在の基準値よりももっと低くすべき
肝機能の検査として行われるALT(GPT)は、ウイルス性肝炎、アルコール摂取、薬剤など、さまざまな要因の影響を受けます。さらに世界中で増加している非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)も大きく影響します。しかしながら、検
BCGワクチンのウイルス感染に対する強力な保護効果
安部首相は最後に「国民全員のワクチン確保」という、とんでもない置き土産をしました。(ここ参照)まだ完成してもいない、効果があるかどうかわからない、副作用もわからない、つまりエビデンスが全くないものを国民全員分確保するとし