メタボリックシンドローム、肥満の人では減量のために、安易にエネルギー(カロリー)制限をしてしまう人も多いでしょう。エネルギー制限をしてしまうと長く続かず、結局は断念して食事が元に戻りリバウンドしてしまいます。 減量後に体
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メタボリックシンドロームにおける体内鉄貯蔵量の減少の影響
鉄およびフェリチンと高血圧や糖尿病、メタボリックシンドロームの構成成分との関連性が示されています。それを否定する人は炎症でフェリチンが高くなっているだけだというかもしれません。もしそうだとしたら、意図的に血液を減らす献血
低炭水化物食はメタボになりやすい?
また糖質制限に批判的な研究が出てきましたが、いつものようにアホらしい内容でした。 炭水化物の推奨量を満たしている人と比較して、推奨を下回る炭水化物の摂取量だとメタボになりやすいという内容です。 気にする必要はありませんが
眼圧の上昇はインスリン抵抗性とメタボリックシンドロームに関連している
緑内障は単に眼の病気ではなく、拙著『「糖質過剰」症候群』でも書いたように、糖質過剰摂取による神経、代謝的な異常による糖質過剰症候群であり、4型糖尿病と考えています。(「緑内障は糖質制限をすべきである その1」「その2」な
BMIが正常でも内臓脂肪は非常に多い
体重、BMIが正常であっても内臓脂肪が問題ないかどうかはわかりません。体重は正常でもポッコリお腹の人はかなり多くいると思います。 今回の研究では、同じアジア人、中国の健康な男性902人と女性885人(平均年齢45.3歳、
内臓脂肪と中性脂肪と冠動脈疾患のリスク
メタボリックシンドロームは冠動脈疾患のリスクを増加させると考えられています。当然です。メタボは糖質過剰症候群ですから。ご存じのようにメタボの診断基準は次のようです。 メタボリックシンドロームの診断基準 1. 腹囲 男性8
毎日少なくとも2時間は立ってすごしましょう
人間は毎日ずっと座っている生き物ではありません。単に立っている時間を増やすだけでインスリンの感受性は改善するかもしれません。 今回の研究では、64人(平均年齢58.3歳、40〜65歳)の運動不足のメタボリックシンドローム
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に代わる新たな概念 名前や概念が変わってより糖質過剰症候群であることが明らかに
非アルコール性脂肪肝は糖質過剰症候群です。これまでの非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)はウイルス性肝疾患やアルコールなどを原因としない脂肪性肝疾患とされてきました。 2020年に非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFL
非空腹時中性脂肪と虚血性脳卒中のリスク
以前の記事「食後中性脂肪(TG)スパイクに注意」でも書いたように、非空腹時の中性脂肪の上昇にもリスクがあり、注意が必要です。 非空腹時の中性脂肪値と虚血性脳梗塞のリスクの関係を見てみましょう。(図は原文より) 虚血性脳卒