以前の記事「新型コロナウイルス重症化と基礎疾患」で、新型コロナウイルスの重症化のリスクと基礎疾患の関連で、不安(不安および恐怖関連障害)でリスク増加をしていましたが、なんで不安が基礎疾患?と思った人もいるかもしれません。
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肥満を定義するBMIは国によって異なるかもしれない
通常BMI25以上を過体重、30以上を肥満と定義していますが、様々な国、様々な民族が統一した定義で評価するのは、もしかしたら正しくないかもしれません。 今回の研究では、白人集団におけるBMI30での2型糖尿病の年齢調整お
新型コロナウイルス重症化と基礎疾患
新型コロナウイルス感染による重症化、死亡は基礎疾患があるとリスクが増加すると言われています。アメリカの悲惨な状況はこの基礎疾患を持つ人がものすごく大量に存在しているからかもしれません。 今回はアメリカの新型コロナウイルス
GIなんてやっぱりあてにならない
私自身はグリセミックインデックス(GI)とグリセミック負荷(GL)をあまり気にしていません。というよりも信頼していません。 食品、食事、健康における炭水化物の血糖との関係を考えることは重要だと思いますが、GIが使えるほど
微アルコールはアルコールが低くても糖質いっぱい
ノンアルコールのビールというのは何となく理解できます。運転はしたいけどビールを飲んだ気持にもなりたい場合、特にみんなでお酒を飲むときに1人だけ飲めないときなどニーズはありそうです。しかし、最近妙なCMを見ました。微アルコ
糖質制限と血中の脂質の変化
いまだに多くの人が脂質摂取が体脂肪の増加および心血管疾患のリスクの原因だと思っています。しかも医師ですら同様です。中性脂肪を下げるためには脂質摂取を減少させる必要があるのでしょうか? 低脂肪食と糖質制限食を比較すると、こ
砂糖たっぷり飲料と体重増加との関連はスポンサー次第?
スポーツドリンクなど砂糖がたっぷり入った飲料を頻繁に飲んでいれば、当然体重が増加すると予想されます。しかし、本当に影響を与えるかを分析してみると、そこにはスポンサーの影が見えてきます。 アクエリアスは現在、大谷翔平選手を
肥満は熱中症になりやすい
近年、アメリカの軍隊に入る新人兵士の肥満化が問題になっているようです。以前の記事「アメリカの兵士のケトン食」で書いたように、ちょっと古いですが、現役兵士の中で肥満と診断された兵士の数は、1998年には兵士全体の1.6%に
脳炎後および自己免疫関連てんかんの治療のためのケトン食
ケトン食はすでに2016年からてんかんに対する食事療法として保険適応となっています。このケトン食はケトン体が抗けいれん作用を示すことで、てんかん発作を減少させると考えられていますが、どうしてケトン体が抗けいれん作用を示す