糖質制限で多嚢胞性卵巣症候群の体外受精の成功率が圧倒的に上がる
不妊で困っている人は大勢いると思います。妊娠、出産というのは子孫を残すためにあらゆる生物が行ってきているものです。その根本的なメカニズムが何らかの影響で狂ってしまっているのだと思います。その原因の一つは食事でしょう。 今
2019年5月に何があったのであろう?
各都府県の人口動態の死亡数を追っていると奇妙なことに気付きました。2019年5月、何があったのかわかりませんが、ほとんどの都府県で2019年4月よりも大きく増加しているのです。2020年や2021年には起きていません。
ウルトラマラソンと血液検査2023
毎回ウルトラマラソンの前後では血液検査を行っています。今回は4年ぶりのレースでしたが、レース前後の検査データの傾向は変わっていません。(古いデータは「ウルトラマラソンと血液検査2018」をご覧ください) レース前 レ
SGLT2阻害薬と多発性嚢胞腎
コメントをいただきました。 多発性嚢胞腎で、クレアチニン1.8の50代女性です。糖質制限がよいとのこと。フォシーガを検討してみようと思っています。多発性嚢胞腎にも良い薬なのでしょうか? SGLT2阻害薬は非常に色々な有益
第38回サロマ湖100kmウルトラマラソン分析 エネルギーと塩分と水分
これまでは何度かフリースタイルリブレを装着してウルトラマラソンを走っていましたが、今回は4年ぶりということもあり、レースに集中するためにフリースタイルリブレは無しですので血糖値の変動はわかりません。 前回2019年の分析
インスリン抵抗性は認知機能低下を招く
認知症の多くは糖質過剰症候群です。アルツハイマー病は3型糖尿病と言われています。 今回の研究では、ベースライン時45~64歳で認知症のない7,148人を対象に、ベースラインとその6年後の認知機能を分析しました。 どのレベ
ドクターシミズのウルトラランナーへの道2023
昨日2023年の6月26日、第38回サロマ湖100キロウルトラマラソンが行われました。新型コロナの影響で4年ぶりの開催です。今年の完走率は65.6%でした。 そして優勝タイムは男子が何と日本新記録の6時間6分08秒。凄い
糖質の摂取はマグネシウムやカルシウムの排泄を増加させる
糖尿病の人ではマグネシウム欠乏の人が非常に多いと思われます。採血での血中のマグネシウムはあまり増減しないですが、それでもかなり低い血中マグネシウムの人を多く認めます。 糖質過剰摂取では、そのマグネシウムとカルシウムはどう
有酸素運動はメタボリックシンドロームのHDLの機能を改善する
HDLコレステロールはいわゆる「善玉」と言われています。もちろんその一方で「悪玉」はLDLコレステロールです。しかし、コレステロールはどちらも同じですし、悪いものでは決してありません。コレステロールを運ぶHDL、LDLな
心血管疾患リスクが高いほど塩分制限をしてはいけない
高血圧や心血管疾患には塩分制限が当たり前になり過ぎています。もちろん、食塩に感受性が高い人は塩分制限で血圧が少し低下することもあるでしょう。しかし、根本的に高血圧が解消するわけではありません。塩分制限の推奨はどんどん過激