GLP-1受容体作動薬を使ったダイエットを行っているクリニックはボロ儲けでしょうね。体重は減少するかもしれませんが、痩せた状態を維持するには薬がやめられません。まさに薬漬け状態、薬物依存状態です。 それにしても、薬を使っ
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塩分摂取と皮膚への貯蔵
汗をかいたときに、その中に電解質、特にナトリウムが多く含まれます。夏の暑い中での運動では、非常に大量の汗をかき、多量の塩分が排出されます。 循環血液量を5リットルと考え、そのうちの半分は血清として、血清ナトリウム濃度を1
植物性食品中心の食事と骨粗しょう症のリスク
私は肉が大好きです。でも野菜も好きです。いくら野菜が好きとは言え、ベジタリアンやビーガンになろうとは全く思いません。肉食かビーガンのどっちかを取るとすれば、当然肉食です。 さて、ベジタリアンやビーガンは私は全く健康的な食
ケトン食は全てのがんのリスク増加と関連しているというウソ研究
また変な研究が出てきました。ケトン食ががんのリスク増加と関連しているというものです。あまり真面目に読む気になれません。一応見てみましょう。 今回の研究では、アメリカの国民健康栄養調査(NHANES)のデータを用いて、食事
リンゴジュースの代わりに水を飲むと保護因子が同時に発生し、虫歯を防ぐ可能性がある
虫歯の原因は虫歯菌(主にミュータンス菌)ではありません。ミュータンス菌は口腔内の常在菌です。炭水化物は口の中でミュータンス菌によって発酵されて酸が生成され、それが徐々に歯のエナメル質を脱灰し、虫歯を引き起こします。食事の
食事性終末糖化産物と死亡リスクの関連性はない
糖質過剰摂取により、体内で終末糖化産物(AGEs)が大量に作られます。しかし、食事でも我々はAGEsを摂取しています。食事のAGEsは有害でしょうか? 今回の研究では、食事性AGEsの摂取量と全原因死亡率または特定死亡率
乳化剤が様々な健康問題を引き起こす可能性がある
超加工食品は人間の生活を便利にしました。しかし、恐らく人間を不健康にしました。便利と健康はトレードオフの関係にあるのかもしれません。 糖質オフの食品が増加しましたが、その超加工食品ばかり摂取することはお勧めしません。血糖
ラカント(エリスリトール)の脳卒中のリスクをもたらす可能性は本当?
以前の記事「ラカント(エリスリトール)と心血管疾患リスク」「大量のラカント(エリスリトール)の摂取は血栓リスクを高めるかもしれない?」で、一部の研究グループは、エリスリトールは心血管に有害である可能性を報告しています。
歯垢は必ずしも歯周病の原因ではない
日本臨床歯周病学会のホームページには次のように書かれています。(ここ参照) 「歯周病の原因となるのは、歯垢と呼ばれる細菌です。歯垢は、歯磨きが不十分な部分に付着するネバネバした黄白色の粘着物です。この歯垢は時間とともに量
チョコレート、ココア、スパイス、プロテインなど様々な製品に基準値以上の鉛などの重金属が含まれている
以前の記事「血中の鉛濃度の上昇は知能の低下と関連している」では鉛の血中の濃度が知能の低下と関連していることを書きました。そして、その摂取源として一番多いのはお米だということも書きました。 今回は、他に懸念される鉛の摂取源