肥満治療のいわゆる専門家はどのような治療を行っているのでしょうか?恐らく想像がつく通り、エネルギー(カロリー)制限と運動でしょう。GLP-1受容体作動薬の体重減少効果が話題になっていますが、日本では糖尿病治療薬であり、肥
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BMIが正常でも内臓脂肪は非常に多い
体重、BMIが正常であっても内臓脂肪が問題ないかどうかはわかりません。体重は正常でもポッコリお腹の人はかなり多くいると思います。 今回の研究では、同じアジア人、中国の健康な男性902人と女性885人(平均年齢45.3歳、
内臓脂肪と中性脂肪と冠動脈疾患のリスク
メタボリックシンドロームは冠動脈疾患のリスクを増加させると考えられています。当然です。メタボは糖質過剰症候群ですから。ご存じのようにメタボの診断基準は次のようです。 メタボリックシンドロームの診断基準 1. 腹囲 男性8
毎日少なくとも2時間は立ってすごしましょう
人間は毎日ずっと座っている生き物ではありません。単に立っている時間を増やすだけでインスリンの感受性は改善するかもしれません。 今回の研究では、64人(平均年齢58.3歳、40〜65歳)の運動不足のメタボリックシンドローム
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に代わる新たな概念 名前や概念が変わってより糖質過剰症候群であることが明らかに
非アルコール性脂肪肝は糖質過剰症候群です。これまでの非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)はウイルス性肝疾患やアルコールなどを原因としない脂肪性肝疾患とされてきました。 2020年に非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFL
非空腹時中性脂肪と虚血性脳卒中のリスク
以前の記事「食後中性脂肪(TG)スパイクに注意」でも書いたように、非空腹時の中性脂肪の上昇にもリスクがあり、注意が必要です。 非空腹時の中性脂肪値と虚血性脳梗塞のリスクの関係を見てみましょう。(図は原文より) 虚血性脳卒
正常体重のメタボが最も死亡率が高い?
これまでも肥満に対して様々なリスクがあることを書いてきましたが、正常体重であれば問題ないわけではありません。正常体重なのにメタボリックシンドロームであることは、恐らく筋肉量も少ないであろうし、内臓脂肪が非常に多い状態が考
メタボの人は食事の量ではなく摂食行動に問題?本当?
メタボリックシンドロームは糖質過剰症候群です。糖質過剰摂取で起きるのは私は明らかだと思いますが、なぜかそれを認めず、違う方向の研究が後を絶ちません。 今回の研究では、長野県佐久市で行われている住民対象コホート研究「佐久健
メタボの人は運動しても痩せにくい
一般的には痩せるために運動を始める人が結構いると思いますが、なかなか痩せないのが実状でしょう。それはなぜか?今回の研究に一つの答えがあります。 今回の研究では、国際レベルのプロの持久力のあるアスリート、中程度に活動的(3
糖質制限のメタボリックシンドローム改善効果 たった1か月でこの違い!
メタボリックシンドロームは糖質過剰症候群の代表的なものです。だから、糖質制限をすればどんどん改善していきます。メタボは簡単に逆転できます。 今回の研究では助成6人と男性10人で数は少ないですが、肥満(平均年齢41.3、B