酸化LDLは非常に危険なLDLと考えられています。しかし、酸化LDLは血中のそこまで多くなく、通常はLDLの1%未満、0.2%程度だそうです。そして、酸化LDLが危険というよりは、LDLの酸化が起きやすい体内環境が危険だ
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レムナントコレステロールと心血管疾患のリスク LDLコレステロールはどうしちゃった?
レムナント(残存)コレステロールは心血管疾患リスクの強力な予測因子と考えられています。しかし、レムナントコレステロールそのものが悪さをするというよりも、レムナントコレステロールが増加する状態が心血管疾患の原因だと思われま
糖尿病とコレステロールの密接な関係
コレステロールを気にする人、高いLDLコレステロール値を見ると脅す医師は多いでしょう。しかし、そこでスタチンを処方されると2型糖尿病のリスクが高くなることはみなさんよく知っているでしょう。と言いたいですが、多くの人は知ら
心血管疾患と死亡率に対する修正可能な危険因子
5つの修正可能な危険因⼦は、⼼⾎管疾患と全ての原因による死亡に関連しているそうです。その5つの危険因子とはBMI、収縮期血圧、非HDLコレステロール、現在の喫煙、糖尿病だそうです。非HDLコレステロールって修正可能でしょ
糖尿病の期間が長くなるほど酸化LDLは増加する
LDLコレステロールを運ぶLDLの酸化は酸化ストレスの増加によって起こると考えられます。酸化ストレスは糖質過剰摂取による高血糖で特に増加するので、糖尿病では酸化LDLが増加しています。一方、糖尿病ではアテローム性動脈硬化
糖尿病におけるBMIとLDLコレステロールの関連
糖尿病では心血管疾患のリスクが高いにも関わらず、LDLコレステロールは高くないことが多いです。 今回の研究ではBMIとLDLコレステロールの関連を分析しています。対象は30歳から70歳までの2型糖尿病患者2,500人です
コレステロールとがん発生率
コレステロールは人間にとって必須のものです。細胞の構成成分でもありますし、ホルモンなどの原料でもあります。さらに メタボリックシンドロームとがんプロジェクト(Me-Can)というものがあり、これはノルウェー、オーストリア
冠動脈のプラークは低LDLコレステロールと関連している
本当に心血管疾患がLDLコレステロールが原因であり、冠動脈のプラークがLDLコレステロールが高いほどできるのでしょうか? 今回の研究では、2007年7月から2017年12月までの間にサウジアラビアの心臓センターに受診し、
日本人でも低コレステロールは肝臓がんの死亡リスクを増加させる
以前の記事「空腹時血糖とコレステロールと肝臓がんのリスク」では、高血糖、低コレステロールが肝臓がんのリスクを高めることを書きました。 今回の研究では日本人における、BMIと総コレステロールと肝臓がんのリスクについて分析し