運動は健康的と考えられています。しかし、一概に運動と言っても様々な種類、競技が存在します。運動でHDLコレステロールが増加することがありますが、運動の質はHDLに影響はあるのでしょうか? 今回の研究では、48人の活動性の
カテゴリー: 食事
過体重および肥満の代謝機能不全関連脂肪性肝疾患(MASLD)に対する糖質制限の影響
以前の記事「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病名が変わるけど…」で、非アルコール性脂肪肝疾患の病名が代謝異常関連脂肪性肝疾患(MASLD)に変わることを書きました。そして、当然原因は糖質過剰摂取なので、糖質制限
LDLコレステロール低下療法をもう一度見直す
現在の臨床試験でも信用できませんが、2004年以前の一部の臨床試験は様々な問題があり、2005年以降臨床試験の新しい規制規則が適応されました。スタチンも初期のころの研究では大きな死亡率の改善が報告されていますが、2005
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病名が変わるけど…
非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD:nonalcoholic fatty liver disease)は、以前の記事「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に代わる新たな概念 名前や概念が変わってより糖質過剰症候群で
1日3個の卵でメタボが改善
いまだに卵は1日1個までしか食べてはダメだと思っている人がいます。医師の中にもそのように推奨している人もいるでしょう。それは卵には大量のコレステロールが入っているからだと思いますが、レスポンダーもいますが、多くの人は卵を
リアルワールドでのGLP-1受容体作動薬のHbA1cと体重に対する持続的な効果
GLP-1受容体作動薬は流行っているようですね。セマグルチド(オゼンピック)のHbA1cと体重の減少効果は認められていますが、長期ではどうでしょうか?論文化されているものではありませんが、今年10月の第59回ヨーロッパ糖
糖質制限でケトーシスになっている人が糖質制限を止めたらどうなる? その2
今回は「その1」の続きです。まずはOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)についてです。その1でも示したように、フェーズ1(P1)は糖質制限でケトーシスの状態、フェーズ2(P2)は糖質制限を止めた糖質過剰摂取の状態、フェーズ3(
多発性嚢胞腎には糖質制限を その3 食事は治療なり
以前の記事「多発性嚢胞腎には糖質制限を その2」で書いた学会発表の研究が論文になりました。それを今回記事にしたいと思います。 対象は平均年齢41歳、平均BMI25.65の常染色体優性多発性嚢胞腎 (ADPKD)患者66人
赤肉は2型糖尿病のリスクを増加させる? いい加減やめてほしい
赤肉(牛肉や豚肉などの肉)を週に2回以上食べると2型糖尿病のリスクが増加するそうです。(記事はここ) 赤肉を週2回以上食べると「2型糖尿病」リスク増加 ハーバード大学が発表 11/4(土) 7:03配信 アメリカのハーバ
糖質制限でケトーシスになっている人が糖質制限を止めたらどうなる? その1
我々人類は断続的で時間制限のある摂食パターンに適応してきたことが示唆されています。進化の過程で獲得した代謝は、食べることのできる回数は1回か2回程度、非常に短い時間帯で、糖質もほとんどない食事が初期設定となっています。つ