いまだに体重減少のためには運動が推奨されています。ほとんどの人は身体活動、運動が増加すると、消費するエネルギー(カロリー)が増加するので、その分体重が減少すると思い込んでいます。以前の記事「アメリカ糖尿病学会2023年版
カテゴリー: 食事
糖質制限は睡眠不足にも強い?
糖質制限をすると眠りの質が良くなります。人によっては睡眠時間が短くなることもあるかもしれません。糖質過剰摂取時代より睡眠時間が短いのにスッキリ目覚める人も多いのではないでしょうか?一般的には長時間の覚醒状態、睡眠不足は認
ChatGPTに糖質制限について聞いてみた
ChatGPTが話題になっています。OpenAIによって開発された、人間のようなテキスト生成をしてユーザーと自然なやり取りをするチャットコミュニケーションツールです。それが結構面白いのです。アメリカの名門大学の大学院レベ
アメリカ糖尿病学会2023年版診療ガイドライン その3
今回は「その1」「その2」の続きです。これまでは糖質制限、炭水化物(糖質)について書きましたが、今回はその他の栄養素、タンパク質、脂質などについてです。 タンパク質についての記述を見てみましょう。 タンパク質 毎日のタン
激辛料理が好きな人はがんにご注意を
激辛料理が一部では流行っているようです。辛いものが好きな人もいるでしょう。テレビでも極端な激辛料理を食べさせて喜んでいる番組もあります。 でも、どう見ても極端な激辛料理が健康的な食事には見えません。消化管に強い刺激があり
糖質過剰摂取は血栓が詰まりやすい
人間の体は血流が途絶えると、その先の組織や臓器は死んでしまいます。血栓が詰まると血流は途絶えます。 以前の記事「高HDLコレステロールは健康的なのか? その2」「食事を変えることが一番の治療」などで書いたApoCIIIは
薬を使わずに糖尿病の寛解をもたらす糖質制限
現在の糖尿病の治療は薬物療法が中心です。もちろん、食事療法という名の糖質過剰摂取を伴うエネルギー(カロリー)制限食と運動療法も行われますが、エネルギー制限を一生続けることはできません。そして、根本的には糖質過剰摂取なので
低LDLコレステロールが死亡率の増加と関連しているという新たな証拠
LDLコレステロールを「悪玉」と呼ぶ人はまだまだいるでしょう。LDLコレステロールと心血管疾患による死亡、全原因死亡との関連を分析した新たな研究があります。これを見てもLDLコレステロールは低ければ低いほど良いと考えます
アメリカ糖尿病学会2023年版診療ガイドライン その2
今回は「その1」の続きです。 まずはざっと見て、炭水化物に関する記述がどれほど書かれているのかを見てみましょう。 最初のページの最後の方から始まり、次のページは丸々1ページ、そして3ページ目の少しです。その