前回の記事「極端な運動はミトコンドリアの機能障害につながる可能性がある」では、極端な運動が耐糖能障害やミトコンドリアの機能障害につながる可能性があるのでは、ということを書きました。 一般的には、アスリートはインスリンの感
カテゴリー: 食事
低HDLコレステロールおよび高中性脂肪は新型コロナウイルス感染の重症度を予測する
新型コロナウイルス感染に関して、まだマスコミは相変わらずの煽るような報道で、「リバウンド」「第4波」の大合唱ですね。また、飲食業ばかりが狙い撃ちされるのでしょうね。専門家たちは危機感は煽るけど、なぜ日本やアジア諸国がこれ
子供に対するブドウ糖と果糖の違い
糖質の中でブドウ糖と果糖はその代表的なものですが、全く違うものです。当然体の中に入ったときに示す働き、反応も異なります。 今回の研究では、平均年齢13~14歳(11〜18歳)の子供を対象にしたものですが、脂肪肝の人とそう
フレイルにならないために自分で自分の体に責任を持つ
新型コロナウイルスにより、自宅からあまり外に出ない高齢者もいるかもしれません。しかし、一人でまたは夫婦や家族と外に出たからと言って場所を選べば感染リスクが上がるとは思えません。逆に活動性の低下は免疫力も低下し、病気や死亡
インスリン増加が先か肥満が先か?
肥満は多くの病気と関連しています。では肥満になったからインスリン抵抗性が増加してインスリン分泌が増えたのか、それともインスリン分泌が増加したから肥満になったのか、どちらでしょう? 60の研究の112のコホートからなる5,
80g程度の砂糖を追加するだけで肝臓の脂肪の生産は2倍になる
糖質過剰摂取で脂肪生成が増加することはわかっていますが、適度な量ではどうでしょうか?まあ、糖質制限をしていると「適度」というのは存在しないように思えますが、通常の食事を摂っている人にとって「適度」というのを考えてみましょ
米をたくさん食べると脳の神経膠腫のリスクが高くなるかもしれない
アジアではお米を食べる文化が定着しています。日本では白米を「主食」と呼んでいます。この「主食」という言葉は白米を食べる「べき」「必須」の食材だと勘違いさせるように感じます。 今回の研究はイランのものですが、イランの「主食
数年前はケトン体は体に有害だと言われていましたが・・・
糖質制限はケトン体が増加するのですが、数年前まで、ケトン体は体にとって有害だという医師もたくさんいました。しかし、時代は変わるものですね。いまやケトン体は体に有益な物質であるという考えの方が優勢となっているのではないでし
インスリンを使用した糖尿病では死亡リスク3倍
糖尿病をインスリンで治療することはリスクがあると考えられています。しかし、医師の中にはインスリンを使えば有効に血糖値がコントロールできると思い込んでいる人もいます。インスリン抵抗性が起きている人にインスリンを投与するのは
新型コロナウイルス感染に対するケトン食の効果
新型コロナウイルス感染による重症化、死亡に関して、血栓症だけでなく、サイトカインストームも関連しています。多臓器不全に関連する劇症および致命的な高サイトカイン血症を特徴とするサイトカインストーム症候群に対して、抗炎症作用