ばね指は日本整形外科学会のホームページには以下のように書かれています。 「・・・この靱帯性腱鞘は指に部分にありますが、それが終わる指の付け根付近に力がかかり炎症を生じやすいところがあります。 その部分の腱や腱鞘が炎症を起
カテゴリー: 糖質過剰症候群
たくさん薬を飲んでいるのは処方カスケードではありませんか?
高齢者ともなれば、山のように薬を飲んでいる人が珍しくありません。いわゆるポリファーマシー、多剤併用の状態です。どうしてそうなってしまうかというと、もちろん高齢者では様々な症状が出てきてもおかしくはないのですが、一方で一つ
心血管疾患死亡リスクを推定するのにコレステロールは適切?
心血管疾患はいまだにコレステロールのせいにされています。総コレステロールはリスクを推定するために使用されています。コレステロールは本当に危険因子なのでしょうか? 今回の研究は、1995~1997年にノルウェーに住んでいた
冠動脈CTにおける無症候性アテローム性動脈硬化症の程度とスタチンの影響
人間の体は進化の過程で様々なメカニズムが確立してきました。そのメカニズムが狂うを症状や病気を発症しやすくなります。そのメカニズムを狂わせているものの一つは間違った食事です。しかし、もう一つ重要なものがあります。それは薬剤
HPVは本当に子宮頸がんの原因なんだろうか?
昔のプロレスでは、アントニオ猪木さんなどが正義であり、タイガージェットシンのような悪役プロレスラーが存在していました。ハリウッド映画のように、正義と悪、善と悪をはっきりと分けることで、非常に戦いをわかりやすくします。 健
中性脂肪/HDLコレステロール比と冠動脈心疾患のリスク
多くの人はLDLコレステロールに注目しています。もちろん医師の多くもLDLコレステロールの数値に敏感です。しかし、LDLコレステロールよりももっと重要なものがあります。それは中性脂肪とHDLコレステロールです。 そして、
アントニオ猪木さんを偲んで
元気ですかー!元気があれば何でもできる。 アントニオ猪木さんが2022年10月1日、心不全で79歳で亡くなりました。(記事はここ)ご冥福をお祈りいたします。 私が小学生のころプロレスは全盛期でした。毎週ゴールデンタイムに
安静時心拍数はがん死亡率と関連する
あなたの安静時心拍数はどれくらいでしょうか?安静時の心拍数は健康、疾患の指標になります。当然、心拍数が高いと疾患のリスクが高くなります。 今回の研究は、安静時心拍数とガンの死亡率のメタアナリシスです。 22の研究がシステ
日本の鶏肉のエストロゲン濃度はアメリカ牛肉よりも高い?
昨日の記事「日本という国はつくづく国民を大事にしていないんだな…」では、輸入牛肉の残留ホルモンなどについて書きました。その記事の中でもアメリカの牛肉のエストロゲンは「自然状態の600倍の数値」が検出されたと書かれています
うつ病と糖尿病の全原因および原因別死亡リスク
うつ病は糖尿病の人に良く認められます。私は、それは当然同じ原因だからだと考えています。つまり、うつ病も糖尿病も糖質過剰摂取による糖質過剰症候群です。体のどこに糖質過剰摂取の影響が出るかはそれぞれ違いますが、様々な臓器に症