糖質制限では筋肉が減少すると誤解している人もいまだにいるでしょう。糖質制限の中でもケトン食は非常に炭水化物の低い食事です。筋肉が減少しては困るボディビルダーがケトン食を行ったらどうなるでしょうか? 今回の研究では19人の
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アルツハイマー病に対するケトン食の効果
認知症は3型糖尿病とも考えられています。つまり糖質過剰症候群の一つです。アルツハイマー病の脳ではインスリン抵抗性があり、グルコースの代謝が20~25%不足しているそうです。代わりのエネルギーが必要です。 その代わりのエネ
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は老人のせん妄のリスク因子
高齢者は入院をするとせん妄という、一時的な意識障害、認知機能障害を起こすことが珍しくありません。以前の記事「高血糖や糖尿病はせん妄のリスクを高くする」で書いたように、高血糖や糖尿病はせん妄のリスクを高めると思います。 そ
糖尿病と新型コロナウイルス感染の退院と死亡の予測因子
新型コロナウイルスの変異型がイギリスで見つかり、それを危険視して、騒いでいますが、イギリスはワクチン効果が表れる前から、PCR検査陽性者数も死亡も激減し、今では陽性者はピークの5分の1程度です。変異型に対して煽って、騒い
新型コロナウイルス感染と後遺症
日本でも新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。接種開始前にPCR検査陽性者がかなり減少してしまっているので、日本ではワクチンの効果がどうかなんて全くわからない状態になってしまう可能性があります。 先日の江部先生
痛みの治療(ペインクリニック)
私は現在、外来で痛みの治療、ペインクリニックを行っています。その他にも糖質制限や漢方も行っていますが、今日は痛みの治療について少し書きたいと思います。 痛みは非常に主観的なものです。数値化する機器がないわけではありません
糖質制限とカロリー制限とLDLコレステロールなどのデータ変化 その2
以前の記事「糖質制限とカロリー制限とLDLコレステロールなどのデータ変化 その1」の続きです。コメントおよび質問内容は「その1」を見てください。今回の記事は質問の答えになっているかどうかは微妙な内容ですが…(←三点リーダ
比較的若い女性の冠動脈性疾患のリスクはインスリン抵抗性で6倍、糖尿病で10倍
冠動脈疾患の危険因子の主役はいまだLDLコレステロールだと思います。そこにはLDLコレステロールを低下させる薬が存在することが最も強く影響していると考えられます。 しかし、LDLの質は全く考えられていません。 また、危険
自閉症スペクトラム障害とケトン食
自閉症スペクトラム障害(ASD)は、3歳より前に始まり、コミュニケーションの障害や関心と活動の常同的なパターンなどを示します。ASDの発生の原因は特定されていません。 今回の研究ではASDに対して、3種類の食事のグループ
マスクが子供に与える影響
「シミュラクラ現象」というのをご存じでしょうか?3つの点が「顔」に見える現象を言います。Wikipediaでは次のように書かれています。 シミュラクラ現象とは、人間(ヒト)の目には3つの点が集まった図形を人の顔と見るよう